鈴木雄介ブログ
2007年11月22日
学習論
如何なる知識も理解されてこそ定着する。理解されない記憶は短期に消え去る。故に、科学者を志す者は世界体系を理解する事に努めるべきで闇雲な暗記が効率ではない。これは諺に急がば回れと云われる。真剣な学習には速さよりも充分な忍耐を要する。如何なる天才もこの原則を踏み越した事はなかった、と明記せよ。暗記は試験勉強の手段である。理解した分を記憶する事は非常に有意義となる。それが博識の謂いである。逆に衒学とからかわれるソフィストは記憶があって理解が無い。俗に云う論語読みの論語知らず。
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