鈴木雄介ブログ
2007年1月21日
音楽論
混沌から大世界の調和を聴き分ける耳を持つように努めねばならない。巨視的にあれ微視的にあれ宇宙は一つの調和を奏でる。古代ギリシアの先哲に倣ってこれを秩序と呼ぶこともできる。
我々が音楽によって実現しうる最高の段階は、この宇宙の秩序を完全に人間化して表現する前進であり、音階、音程、音色は音楽によって秩序を奏でるための音波分析手段である。
我々は人間聴覚を満足させるために音楽を必要とし、またその究極の点では環境を気分によって文明美化する。
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