鈴木雄介ブログ
2006年1月30日
趣味化
生産手段の技術的改良で、ある仕事が前時代になると、それは気晴らしになる。趣味主義は実用主義の先にある。
全てはままごとに化す過程にある。人間は生活を遊戯に変えて行く。彼らの理性は事象を道具に換え、やがて何もかもを遊びにしてしまう。なぜなら天敵が存在しない限り、彼らの天下で幸福を追及することは同類間競合の計画に落ち着く他ないのだから。
彼らは来るべき外敵に備える合間、永遠の自己向上と生活圏の延長に務めていく。
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