鈴木雄介ブログ
2005年12月8日
付加価値
高度成長に乗って下部構造としての経済活動に参加して行く一般人にとって最低限の科学的知識は必要であったので、学歴社会が築かれたのは論理的である。少なくとも日本に於いては、道徳上の規律は過去から持ち越された年功序列体系で賄われた。
だが、情報化社会への移行を経た21世紀でこれを引きずるのは不合理である。新しい秩序に適応力あるのは寧ろ柔軟な若者であり、かつて付加価値と見なされて来た様な抽象的情報創造力を存分に発揮し得るのも又、若い活力だから。
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