鈴木雄介ブログ
2005年11月22日
抽象
芸術に於ける抽象化(人工性の具体化だが)は、否定し得ない傾向である。芸術の論理は抽象化にある。しかし、それは何を意味するのか。
私は抽象化された世界に親密さを見いだす。反対に、自然なままの世界は原則として生活に不向きであることを知っている。
つまり人間的環境構築の意志が芸術性に他ならない。美と我々が呼び慣らして来たものは人間的環境に対する尺度の言い換えだった。
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