鈴木雄介ブログ
2024年3月11日
文明の鼻摘みもの
美意識の狂った人は、美醜の質に気づかないでいる。低俗なものを賛美し、優れて繊細なものをおとしめ、あるいは無視し、具にもつかないものをほめちぎり、悪趣味なものを殊更もちあげる。美意識の狂いはその個人の外部にもれでて、街をおかしくする。結果、狂った美意識の国は、文明の鼻摘みものになる。
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