鈴木雄介ブログ
2010年8月11日
狐の子
そうかもしれない
ひらいてとじた
そうともしなかった
通りになった
渡してしまった
てがみがひら/\と
そらにまうさなか
昔は昔話に入り込んで
私達はもう
なにが過去だったのかさえ
すぎゆく今へ焼き付ける
切っ掛けを失くした
夕暮れがふかく
暫く振りに降りた
狐の子らは
満月をみあげてた
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