2024年2月7日

泉健太議員による言論弾圧の総括

 泉健太や福山哲郎は、京都市長選の結果を受けて、祝杯でも上げるんでしょうか。自民党ともズブズブの「京都支配層」側の候補を勝たせて、「京都のことは京都(=俺たち)が決めた」と喜ぶんでしょうか。市民のための政策を提言した福山和人さんをDisり続けた事実は重いですよ。
――山崎雅弘
 山崎雅弘さん、私がどこで福山和人さんを、disったのですか? 事実ではないフェイクの投稿は取り消してください。
 私は、推薦候補は別にあれど、福山和人さんは一人の候補として立派な方だと考えてきました。
 しかし周辺が「他候補を応援した」からと、人を断罪する姿勢ならば、それはとても残念です。
 自治に関しては、沖縄でも京都でも、過去の経緯や党地方組織の考えがあり、立憲民主党はそれを尊重する党です。
――泉健太(立憲民主党代表)

1. 主語が「泉・哲郎両名」
2. 主語が「松井陣営(全体か一般)」
どちらかに確定しない書き方ともいえるが、1か2それ以外でも泉氏は現役国会議員として言論弾圧に踏み込んだのが完全に事実で、違憲です。
 泉氏個人が和人氏を直接否定していなくとも党首として対立候補へ反共ネガキャンを容認していた。

 泉氏は一種の詭弁で揚げ足取りをしており、細部を否定する形で全体としては言論弾圧を正当化している。
a. 藁人形論法
自公立相乗り反共ネガキャンの弁明でなく山崎氏という敵を捏造
b. 対人論証
政局論をする山崎氏へ個人攻撃
c. 論点ずらし
デマ扱いで党略失敗批判を泉氏への名誉毀損にすり替える

 党首として試合に勝って勝負に負けたのは、たとえ京都市長を旧民主党員にしてみても、しがらみや多数の勢いから自公保守政権になるにすぎないからで、最低でも自民に相乗りされた時点で松井推薦を取り下げる必要があった。そうすれば革新側に立ち余裕で勝利でき衆院選への天王山を取って天下人になれた。

 既に時は遅いが、まだ「自称塩おむすびネタ」とか能登の被災者から至極残念なお世辞に乗っかる様な不手際さえしなければ、党勢終了させるまではいかなかったが、挽回の判断も期待できない。
 彼には天下人になる為のあらゆる度量が欠けており、野党第一党主にしてくれた京都勢への恩義で足元を掬われた。

 泉健太の実態は、京都市の古いしがらみだった。だからこそ、前原誠司や福山哲郎・両国会議員といった古い権力との癒着や、門川大作・前京都市長や西田昌司ら自民旧体制との人間関係を裏切れず、結果、推薦候補としていた松井孝治を相乗り否定で冷酷に切る、という必須選択肢の余地がありえなかったのだ。