赤信号を渡る違反者の様に、少しの法違反も看過ごされるとそれが必要悪という邪な言葉でやがては朱を奪いがちになる。真に賢明なのは初めの時点で抵抗し一切の不正を徹底的に潰し切る事だが、既にはびこった時点でこの方法は使えない。
法的には、その本来の意図を満たす水準まで規制を強化する為に、条令規則の工夫で別の罰則を設けるといい。
具体的には、情緒的で生まれつき理知の不足している倭人のことだから風俗壊乱罪は、彼らだけが寄り集まるほど容易に犯され易い。
だから既にこの罪が横行している段階ではその裁きが非常にたやすくなる様、「通牒の報償」をおもに自治体単位で制度化し、匿名も含む通報者へは謝礼金その他のお礼を渡す事にすればいい。
この方法論は、他の分野、たとえば学校内や会社内での内部犯罪が倭型の村八分組織では容易に外に漏れない悪弊を断つべく、通報者が暗に酬いられる制度として組織か自治体単位で応用できる。他にも煙草の投げ捨てや飲酒運転などにも逮捕や罰金への対応を早める現行犯の促進効果がある。