字体を普遍化するにはgeometricalな合理化が必修である。
未来の片仮名は、容易に「直線・直角・45°斜め線」の極めて単純な三要素へと字体を宇宙化できるだろう。
もし日本語が完全に洗練の極度を達すれば、寧ろカタカナ表記を主に他の要素を限りなくminimum化しうるだろう。その様な摂取と淘汰を絶えず繰り返して和風昇華を極めた日本語体系は、地球文明消化の審美的総合として、地球文明語の宇宙標準型にさえ成りうるだろう。
こうしてrecreateされた地球のカタカナにおいては、我々自身が有する発音のうち相当数はよりsimpleな少数音へ統合されさえするだろう。例えば濁音・半濁音・促音・拗音・小字・長音らは必要に応じて清音已に省略され、東西古語引用も創造も容易に簡略化される。よって、地球万人が未来の日本語を自ら地球語として採用する事は自然になるかも知れない。文明archive性は日本語の圧倒的なoriginalityと考えられる。