鈴木雄介ブログ
2007年8月8日
芸術論
反体制を生涯保たない限り芸術家は大成し得ない。芸術は浮利に反する。それが先覚的であればある程、棟梁は俗物を操作しなければならない。巫性はかの審美観の不透過度に因る。且つその美術価は時代の昇華度に依り存する。時代は普遍的・非共時的・通時概念であり、地域的限定を持たない以上、究極の芸術へは文化を超越して漸近しうる已である。若し君が権威に誘惑されたならあらゆる方便を尽くして絶縁すべきである。自己批判を失えば創作性は腐る。
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