鈴木雄介ブログ

2006年5月31日

思想の救済

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常人を恒久的に救済しうるのは思想。

医学

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医術にとって治癒は自然の回復でしかあり得ず、それを超える事は倫理および技術の両面から無い。

星屑の欠片

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星屑の欠片、命。君が虚しくないとしたら何の理由に因るのだ。思想、そのなかにしか救いは見いだせない。  栄光を追い求める人のかなしさ。お前が神格化すればする程、星々の歌声は鮮やかになる。

神らしさ

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人間の神化に限度なし。

人間

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知能を啓蒙する他に人間的活動はない。

猿

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人という猿の群に産まれた事を憂うがいい。人を超えた精神に到達しなければお前が猿より惨めでない証拠はない。  もし君が神ならば、人を見下せ。それらは君の僕であるから。
2006年5月26日

道のり

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山奥を行く野武士。草を分け、木々を払い、道無き道を行く。空には満月が浮かび、冷たく男を見つめている。  清流に出会う。水を飲む雄鹿がぼんやり闇に浮かぶ。男は、水を両手で掬い、啜る。瞬く間に体中が癒やされる。笹の葉がさらさらと音、響かせる木陰に腰を下ろし、肩の力を抜く。風が絶え間な...
2006年5月25日

都市論

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大都市密度を徹底して上げる事で人間の生息領域を縮減する。これが近代主義の要諦。それは又高度の生産性と野ざらしの自然界を確保することで地球環境を救済したがる思想だった。ポストモダンとかいう馬鹿げた退行現象にかかづらうべきでない。
2006年5月20日

法則

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人類の一種として等しく青い星に暮らす御霊のさだめか。この暗黒の向こう側に、なんの計画も見当たらないとは。宇宙は際限なく乱開発されていくような暴れでしかなく、秩序をみつけるのは己どもの御霊だけ。

信仰memo

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あらゆる貧弱な魂を救いうる単簡な信念。 それを恵まれない者たちへ普く伝播する方術。

社会学

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命題:共産主義の錯誤を証明する。  生産手段の社会的共有が共産主義の核心である。そうして搾取と不平等を無くそうという。だが人間自身には生来および学習による能力格差がある。これは我々が機械であるよりもっと生存競争を生き抜いた生物個体であるから。つまり人間社会では常にその生産力に対し...
2006年5月19日

自然学

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自然の由はない。神々しい運動があるだけだ。説明したいという欲求は揺らぎの理由を問う。しかし無は語らない。語る能力を持たないから。  近代人類の物理学者は何を知りうるか。宇宙の始源が如何なる法則のもとに展開され、又どう開陳され、どう延差に過ぎゆくのか。  法則を司る理念は何か。人間...
2006年5月15日

虹の橋

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月島の埠頭から臨む虹の橋東京湾に架かった梯子
2006年5月14日

Essay

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神  地球型生命が無闇な多様化信仰を持つ事が果たして、文明の至頂だとは思われない。 人間は整理された秩序を以て宇宙をrecreateする。 それ自体が宇宙にとっての多様化の側面なのだ。  この「秩序」を文明と呼ぶ。 故に、文明は混沌から最も遠い場所でなければならない。 そうして生...
2006年5月13日

生物学

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Entropyを食べて情報を排泄する生命。ならば、生存は宇宙の整理をするもの。

光

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絶望のなかで前進することでしか覗き得ない景色がある。死するを待つ魂のなかで希望という鼓動を生きる命の囁きを知れ。それらが描く世界をよく確かめておきなさい。後には君を闇が包み込む。

合理主義

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宇宙文明の美学が合理主義にあると信じる理由はそれ自体の普遍的意義だ。換言、物体を最純たる抽象的形態に改造することは地球人の知的傾向にのみ依存する命令ではない。それは無機物象の芸術側面たる目標である。時空間の有機的動態は少なくとも乱雑の秩序によって、合理的基礎に則る様に出来上がる。...

評価

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愚者に褒められるよりは貶される方がよく、それよりは無視される方が尚よい。

行

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決別せよ、もし君に道を行く覚悟があるなら。

部位

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とりもなおさず我々に異類間での生存競争からの一時的ゆとりを与えた猿と異なる部位がもし人間にありうるとすれば、それはしばしば子どもじみた態度として衆愚間では一蹴されがちな知的好奇心のなかにしか見いだされない。ならば人の人たる由縁を突き詰めていく者こそ進化の正道を行く万能人ならん。 ...
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