2023年7月31日
神の意図
だがほかの悪人達は姦淫の悪業をさも為すべきことかのごとく囃し立てる。みるがいい、婚前交渉主義者らの末路を。自分はそのうち一人も幸を得た者を知らない。皆不幸になっているではないか。あばずれ女たちは未婚で年老い、せめて子をなしてもその子供は親を恨んでいる。ただの淫欲で産み落とされるには、この世はあまりに悪質だから、一様に死にたがっているではないか。恋心は必ず冷めるが、婚前交渉すら抑止できない猿同然の下等生物を愛し続けるなど理性においてあり得ないので、婚前交渉主義者の家庭は必ずみな崩壊するからだ。
腐ったこの国のどこをみても姦淫の悪女で埋まっている。それなら破滅するのは当然だ。神が意図したのは、僕へ警告の末に悟らせたかったのに違いない。愚人らの間で誰も信じるなと。ヒトという種は醜く、救えない。少なくとも姦淫主義という邪教のはびこる自称先進国とやらで彼らは必ず絶滅する。だから彼らから離れているのだと。
神の警告
他の下男らの様に、この娘を婚前交渉目的に単なる性欲で扱えという下女らの、卑しい人生観とけがれた恋愛観もどき、そして物の見方の、救えない醜さ。現実にその種の軽率な婚前交渉で、狂人との愛欲ゆえに破滅した人を自分は知っている。悟った人はいう、「愛執するな」と。
またその娘の父親が借金を重ねて家政を失敗させてきたがゆえ、善意ゆえの結婚すらできないでいた我々を却って罵倒し、懸命に娘の寄付金から事実婚資金を全力で殖やしていた僕を陥れようとするその娘の父親の、悪業の深さ。
それとも、この娘は放置されて悪意に満ちた世間の底で死んでいくべき人なので、もともと救うことなどできず、どうせ遅かれ早かれ自滅し或いは誰か悪意のある人物に破滅させられるので、自分にはさもその娘を救えるかの様にみせかけてきた神は、人間なる最悪の存在の得体も底も知れない悪性ぶりを僕へ教えようとしたのだろうか。
「人を決して信じるな」
「人は根源的に利己的な存在で、生まれながら悪なのだ」
「人というものは邪悪な存在で、絶対救い得ないのだ」
と、極限の結論の警告のために。もしそれが神の意図なら、まだ自分も良心を持っているために半信半疑だが、確かにその人生教育上の真理の植えつけは成功したのかもしれない。僕自身が神の心を持つ以前に、まだ人の次元にあるがゆえ、人間には良い面がありそれを信じるべきだと、理想主義に幻惑されてきていたからなのだが。
まさかその最も善良なひとにみえた憐れな娘自身が真の悪女で、11年後本性を現すや信じ難い淫魔でしかなく、うぶで罪を知らない少女らしさの全ては擬態だったとは。ようやく成長を遂げるまで、僕の人生時間の殆どを奪い、あらんかぎりの福祉と介護の全恩義をさも養分の様に利用し、死愛を名目にした単なる姦淫の悪事を図るつもりだったとは。
最悪の魂の人間達
最近みたのは性犯罪者の人で、明らかに異常な嘘つきだったが、僕が11年間毎日話していた無二の魂侶といえる女性を騙していた。しかもその性犯罪者はその女性を性被害にあわせ平気そうで、現にその女性に犯した強制性交致死傷罪によって無期懲役になり、いづれ監獄で死を迎えるのは明らかな超悪質な人格だった。しかし驚くべきことは、その極悪人に、魂侶の女性みずからが大発情していたのだった。これは驚きをこえて、僕へ人間性のうち女性性の美質を根本から疑わせ得るきっかけを与えるのは自明であった。そんなに醜い心の女なんて僕は初めてみたからだ。
11年、僕は一日も、一秒も欠かさずその女性の救護に尽くしていたと考えてよいが、その果てに、彼女は異常な姦淫の暗面を表し、救えない邪悪さを魂侶状態の僕へぶつけてきた。その女は精神薬の過剰摂取や酒などで酩酊していた様にみえたが、そういう悪辣面も含め、まったく救えないほど魂が醜悪なのだった。彼女の普段の様子は違ったので僕はすっかり騙されていた。
彼女は遠い青森に住んでいるので自分には定かでなかったが、事件後彼女が吐露したところでは医者から出された薬以外に普段から密かに買い込んだなにかの精神薬を微量に服用していたらしい。だがそんなことはつゆ知らぬ僕と去年の暮れに一度会ってから、11年越しにはじめて会った彼氏といえる僕とひとことも話せなかった自閉の彼女は実際に口語でも話したくなったのか、脳を会話可能になるまで酩酊させるためなのかどんどんデパスという薬の量がふえはじめた様にみえたが、ついにツイッターのダイレクトメールで陰で隠れて一か月ほど連絡をとっていたらしい性犯罪者と謎の姦淫自殺未遂事件を起こした。性加害者の男の方は、そういう気が狂った自殺志願者を座間首吊り師式に一緒に死のう死のう詐欺で釣って、薬物性交を繰り返す異常性癖の重大犯罪者だった。
その女性は精神障害1級の判定を受けていて、貧困のなか虐待やいじめを受けてきている可哀想な境遇の人なので、自分にできるすべての支援を力のかぎり僕はしてきたのだが、最後に彼女がやったことは救いがない。尤も、性加害者の方の完全な最悪さに比べれば、薬物過剰摂取の恐ろしさや、その離脱症状による破滅的行動の数々も、まだ生温い悪だったのだろう。
僕は善女に擬態した悪女をなんとか助けようとしてしまっていた。
確かにそれは失敗だった。だが、地上のおよそ誰にも、まさかシンデレラが信じられないほど、救いようのないあばずれだとは見抜けなかったはずだ。
青森と京都の謎
その彼女を僕があだ名してスーパーカーのフルカワミキからミキとよんでいた。あとスーパーのしごとでミキは「キミ」と実名でなく軽んじられるみたいにスーパーの店員だか店長だかからよばれてたらしく、そのことから今はなきSNSアメーバ・ピグのアバターに彼女自身つけたらしい「キミ」のあだ名は、あまりにあわれなので、僕が裏返しにして、固有名詞として自己同一化してあげたのだが。実名はキラキラネームだから嫌いとミキは僕へ言っていた。
だが、このミキという人は、結局、僕に女性性というか女らしさの色々な極限値みたいなのを教えきって、また自殺未遂文脈で、発狂姦淫しにいった面があった。18歳のミキさんはピグで僕が発見時、もともと自殺未遂後、精神科の薬で動けなくなっていたのだ。世にメンヘラと呼ばれる類型があり、精神病んだ女がいたとき、自傷や薬物過剰摂取や自殺未遂や挙句、浮気や姦淫や薬物交尾や酒やタバコや様々な社会病理がその人に現れ、周りの支援者はほとんど無限に世話する羽目に陥る。背後には家庭内虐待や貧困や学校や会社でのいじめがあったりする。ミキについてはこれらすべてが結晶していた。
なるほど、そんなの結婚相手に向きはしないだろう。なので、僕の家族も止めていたし、それはまるで眞子内親王を心配する日本国民みたいで、理の当然でもあった。
しかもです。僕が置かれた状況は、ただの恋人とかではないだろうよ。僕がいなかったらミキは死んでいると当人が言っていた。自閉の人で基本話せないし僕しか、理解者もチャット相手もいない。僕はミキの救いぬしみたいな立場であって、みすてるとかできない。
とすると、るれの恋愛感情が浅はかすぎるだけである。当人が自分の快楽しか考えてないから、僕と会話するときに、絶えずるれはるれ自身の嫉妬心と照らして、ミキが気になるというのである。まぁ気になるのはなるんだろうけど、だからって、僕と恋愛関係になりたいだろうときになのか、本命が邪魔で夢中になりきれず困るみたいにおそらくるれはいいたいのだろうが、るれの過去はそれなりのあばずれ度というのが周囲の友達の通説でもあり、僕の方が困ってしまった。ま、正確には困るというより、逆に京女っつっても宇治女を困らせてやろ、みたいな逆用しつつ愛の復讐とげてる京都イケズ文法なのかもだけども。
要するにね、僕がミキを好きなのに、るれも好きだとか言われたらるれが困るだろうから、わざと言ってるの。それがイケズだから。だって京都じゃん。ダメなのかね。京都勢は普段そんなのばっかりやってくるから、そのとおりに僕も恋愛バージョンで京都人に返してるのに、るれがそれで心拍数100とかにあがってるんだって。これも謎。
本と教育
小学校低学年、小2だったかのとき、漱石の『吾輩は猫である』が教室のフリースペースみたいなところに置いてあったので、そのころの僕が単に背表紙のタイトルで面白がって読みだしたら、それなりに面白いらしいと思って、二宮金次郎みたく持って帰ってきて全部よんでいた。ちょうど、今も北茨城市立精華小学校の入り口の同じところに二宮金次郎の銅像があるが、あの前をまるで絵みたいに像のとおり、それなりに分厚く子どもの手には小さくもない黄色い本を手に持って、ランドセル姿で読んで歩きながら家に帰り、全部よんでいたのである。たまにそういう子みかける。
ところで、それらの読書好き度が自分は普通ではなくなっていき、15歳のときから電車通学の行き帰りはいうまでもなく授業時間中もずっと本を読んでいた。おもうに特に後者はギフテッド的なものの解決策だった。当時の学校教育はおそらく今のより更に拷問的硬直的で、自由度が皆無だったので工夫して教科書の間に挟んで読むしかなかった。高校の全授業時間のほとんどの部分はそうやって脱構築して使っていたので、自分は日本人が陥りがちな無批判的思考の罠におちずにすんだ。教育者が生徒より愚かなとき、生徒が単に教育課程へ素直になにもかも従うだけでは自己教育に失敗してしまうだろう。
尤も、ここで言いたかったのはこういうことだ。
自分は色々な人々をみたが、基本的には勉強をよくしているほどまともな認知力を得やすい。無論例外もある。だが、総じて無能な人々は、後天的に教育を受けても、やはり無能なままだ。悪性の者が教育課程をへて逆に悪辣さをましていく場合ばかりを自分は見た。
したがって、教育至上主義者といおうか、教育によって人が変えられると強調する人々に利益相反がないかよく注意してみるべきである。教育業者の誇大広告かもしれない。そして本という媒体の形にこだわる人もまた同じで、元来、それは情報伝達の媒介にすぎないので、情報自体が優れていれば媒体がなんでもよい。「辞は達するのみ」と孔子が『論語』でいう通りだろう。
2023年7月30日
絶滅すべき種
人々の悪徳ぶりや愚昧ぶりは明らかだった。彼らは僕を含む全ての人々を虐げ続けて少しも恥じる気配がない。また、あらゆる悪意で、邪悪な文物をまき、それを褒めて喜んでいた。彼らはその様な蛮行になれていて、群れることで自己正当化を図っていた。
あるとき僕は一人の少女としりあいになった。この人もまた、ひどく世の中から虐げられていたというので、自分は必死に助けた。彼女は少しは善良で、あるいは根は善良におもえた。だが11年後、この人は突然大発狂して姦淫行為をし、音信不通となった。やはり、ただの一人も善人などはいないのだった。最も善く思えた人すら最悪級なら他は言うまでもない。人間という生物は悟った人がいうよう絶滅すべき種なのだ。
孤高と堕落
その集まりに明らかに自分より愚かな人しかいなければ、人々と交わらない方が良い。
その集団の方が家で大人しくしている個人より悪いのに、孤立していること、引きこもっていることを貶める人々は、孤高が堕落より優れていると知らない。
一生の長さ
立派な人々の一生は長い。それは充実した仕事や家政ゆえ、やるべきことを次々こなすだけにとどまらず、心を尽くした命の交流の細やかさが、一瞬一瞬をさも永遠に尊いかのよう引き延ばすからだ。
2023年7月29日
生まれ変わり
生きている心地も少しもしない
まさかあなたの魂が悪魔の如く汚く
世界にとって存在すべきでないとは
もし自分の最も愛する人が
世界で最も悪しき人物であったら
一体 勇者は何をすべきなのだろう?
最初に倒すべき敵が最も身近にいて
もう懐の奥深くに入り込まれていたら
遂には誰を信じればよいのだろう?
自分の魂を切り裂き
遂にはあなたの面影を完全に追い払い
自分はもう一度生まれ変わればよいのか?
だがそれができなかったら?
どうでもいいこと
自分にとって貴女との関係などは
もし貴女がしあわせになれるのならば
自分にとって宇宙自体が無意味で
今すぐ消し飛んでしまってもよい
なるほど それは矛盾している
ただの気のきいた ともいえない言い回しで
貴女との関係が消し飛んでしまう事は
あれらの高いビル群が全てなくなり
地上に自分達しかいなくなったとしても
あれら夜景が消え去って
真っ暗闇だけが襲いかかってきたとしても
永遠の真夜中のよう
我らを包み込む無限の宇宙だけが真実で
もはや自分達以外のなにも見えなくとも
元来 どうでもいいことなのだ
伝えるべき事があるなら
貴女がしあわせになれるかどうかにかかわらず
自分にとって貴女を奪い去り
誰の手にも届かない世界で
もはやなにも見えない時間に
永遠の愛を語り合えれば十分という事だ
なるほど それは矛盾していて
現実にありうる選択肢のどれでもなく
もはや貴女は死にゆく老婆として
鏡の奥に閉じ込められ出られないかもしれない
自分が貴女の心だけをこいもとめ
遂にはその自由を奪うまでは
救援の罪
例えそれが精神を病んだ女を愛するという多大な困難でも。
もしそれが立派な事ならば、私は貴女を救ったろう。
例えそれがただの悪性女の狂態じみた姦淫罪であっても、
私が貴女をどこまでも愛し続けているつもりだったら。
もしそれが罪深く、救うべきでない悪女への蜘蛛の糸なら、
自分の慈しみそのものが世界にとってわざわいを増し、
本来生き残るべきでなかったたねを残してしまうとすれば?
人を愛するという事は悟った人が言うよう、ただの過ちで、
もしそれが人類の悪性さを許してしまう事になり、
将来のさらなる不幸の原因となるとすれば?
婚前交渉主義者達
さも理由もないのに道の真ん中に咲いた花の様に
姦淫主義者は死んでゆく
さも地獄に落ちるのが分かっている星々の様に
性友主義者は汚れきる
さもごみの間に紛れてしまったぬいぐるみの様に
性売買罪主義者は子をなくす
さもずたずたに裂けた袋に入れた果物の様に
婚前交渉主義者は離婚する
さも飽きてしまった上に気の抜けたコーラの様に
欲情主義者は身を誤る
さも後悔しても手遅れなほどの遠旅の様に
2023年7月28日
慈善行為論
親切が仇となると覚え、下賎な人々を助けてはならない。下賎な人々と同じ空間にいたり、似た場にいたりするだけで悪影響があり、彼らを決して救えないからだ。情けは他人の為ならず、という諺は全く事実に反し、寧ろ人助けをするほど自身に禍がふりかかる。これゆえ慈善行為を単に趣味の領域にとどめ、中庸を守るべきで、その報いがあると考えてはならない。慈善行為とは自身が悪徳の持ち主らからの一方的損失をこうむるのみであり、感謝などされず、信じがたい冤罪を受けたり、恩知らずにも逆恨みされたりするものだ。
人類絶滅論
まさかそれほど汚い生き物だとわかっていれば、誰もあの女を助けはしなかったろう。彼女はおよそ放って置かれ、そのまま、邪悪な匿名の人々の悪意の渦のなかで最悪の被虐快楽を得ながら、この世の地獄におちて、しんでいくべきだったのだろう。
僕は人の良い心をあまりに信じすぎていた。現実にそんなものはまず見当たりはしない。せめて似たものがあるとしても、血のつながった人々のあいだの親身さがほとんどすべてだ。
あまりに悪質な人間たちのあいだで、自分は天涯孤独で、おそらく今後もそうだとすれば、神がこの人間界をうみだし維持するのは不条理に自分には思える。悪質な人間たちが無事亡び、人間界が絶滅し、少しはましな世界がくることこそ、神のめざした本来の未来なのだろう。
2023年7月27日
発情期の女の性的好みに現れる本性と先祖の出自
これゆえ、ある女の発情期にその女の本性をみてとり、卑しい者と知れたならすぐにでも悪縁を断て。悪女との交わりは破滅につながる。
2023年7月26日
恋愛資本論
恋に縁がない人は徹底的にないが、縁がある人には徹底的にあるものだ。
それというのも、恋愛情緒あるいは情趣の感度に人によって違いがあるからで、恋し易い人にとって、とても簡単なふれあいだけでも一生心に残るほどの感慨がある。またその様に恋愛感度の高い人とのかかわりを、恋し易い人は殊更過敏に感じ、あるいは深い快感情報とともに記憶する傾向がある。互いに暗号コードを交換する様おそらくその種の人に、当人にとって特別な繁殖利益をみいだすためなのだろう。また少なくとも対象の性別が男性のとき妊娠危機が原理的にないので、ほかの人とのあいだにどうやら色々な恋愛関係をもってきたらしいと分かる人は、仮に過去のそれが清純なものでもほかのものでも、経験値から恋にまつわる快苦に詳しいはずとみなせ、自身にとっても好適な関係を築いてくれ易いと便宜的かつ直感的にみなせる上に、もし深い関係になってからも相手がすでにほかの人からえらばれたことのある安心感から、恋にあたいする保証、つまり繁殖利益があるらしい、と本能的に感じるからなのだろう。この恋愛上のえりごのみ性は性別にとって非対称であり、男性のときは恋愛慣れしている事に上記の理由で恋愛資本の多さがみてとられ易いが、女性のときは逆にすれている証拠とみなされ、当資本の総量から直感計算上減額されてしまいがちである。その不利な取引ルールから自身の実情を隠す為、一般女性は過去の恋愛にかかわる経験値を本能的に過少にみせかけようとする。いいかえれば女性一般にとって処女性に伴ううぶさの価値が恋愛のなかでとても高く見積もられがちであり、それは隠し子や連れ子などが明らかにいなかったり、まだ母体として不健康に傷つけられたり損なわれたり、子宮がよごされたりされておらず、十分妊娠できるほど若かったりする事の保証として、潜在的な繁殖利益を示しえるからなのだろう。
恋愛資本は恋愛経験能力による増強を経るため雪だるま式に増え易く、恋に縁がある人のもとに、まるで蝶が花に集う様、次々恋愛とみなせる諸事が集まってくる。次第に恋愛資本の総量が大きくなると殆ど劇的な様相を呈するまでに、それらが自発的に、あるいは互いに摩擦して燃え上がる事もある。
さまざま異にして妙なる恋愛関係のどれらも処理しきれないほど恋愛資本が集まった人には、およそ複数愛という選択肢のみが残るが、結局この人は一種の恋愛中毒になっているともいえ、しかも好きこそものの上手なれ、これを楽しむにしかず、というようそれを進んで弄んでいるか、きわめて面倒にもみえる日々こんがらがっていく人間関係とその心らの織り成す複雑さをのりこなせる人格類型のとき、余った恋愛資本の一部が、恋愛詩や恋愛劇の筋書き、恋愛漫画などの写しとして外部化され、結晶していくことがある。自由にえらべるとき物は通常、そのひとの好みを反映して持ち主に似るだろう。ある人の自由度が高い条件下で発する情報についても似た事がいえる。それらの外部化された表現情報は虚構まじりのときもあるが、当人の経験に即していたり、あるいは主観的な内心が書かれていたりすることもある。すなわち、「火のない所に煙は立たぬ」よう、恋にまつわる諸事をもろもろ多彩かつ大量に表現できるのは、当人の脳に、その種の情報量がおおかれすくなかれ余っているからなのだ。もしその表現情報が高品質で決して偶然でないなら、たしかに、その人は質の高い恋愛感情をもっている。但し、誰かに企画されたり演出されたりしていて、疑似的に偶像化されている歌舞伎などの場合、単にその当人の周りにいる人物らが嘘をつき、単に見た目や声などの優れている誰かに、高い恋愛感応能力を偽装させていることもある。
もし誰かがまったくといっていいほど恋心に関心がなければ、進んで恋愛詩などを小馬鹿にしている場合もある。その人は脳内に恋愛関連情報が欠如しているので、自身の脳内につまった既存の味気ない人生観との強烈な違和感を少なからず感じているのに違いなく、みずから恋愛資本あつめを拒絶しているかぎりおよそ一生、恋と名のつくものに縁がないはずだろう。
2023年7月25日
金銭と道徳の価値
もし不徳ゆえに金銭が手に入るとすれば、その国で成金をめざしてはならない。
もし高徳ゆえに金銭が手に入るとすれば、その国では慈善に努めよ。
もし不徳ゆえに金銭が手に入らないとすれば、その国では勉強を続けよ。
これらの社会適応は、金銭が道徳より低い価値しかない事を示しており、その国の民衆の質によって、道徳性に金銭が伴うかに違いがあると教えている。
もし民衆の質が低ければ、その社会では不徳な求めが多く、もし民衆の質が高ければ、その社会では道徳的な求めが多くなる。このため、同じ金銭の量にみえるその価値が、国々によって異なる意味をもつ。またそれゆえ、ある国で金持ちが尊敬されるか軽蔑されるかに違いが生じる。
道連れの質
不徳な人々は何らかの問題を起こすが、それらはどれも解決不能にこんがらがっていて、事実上、当人らの自己反省を除けば、何の改善の余地もない事が大半である。
一方高徳な人は、何ら問題を起こしづらく、寧ろ問題を進んで解決する役に立つ。
もし高徳な人が見つからなければ、一人で旅した方が得策である。
修身
不貞な女はけがれた伴侶を望むが、結果、家庭環境や生まれ育ちが悪くなる。
不貞な人々の不安な家庭環境は子どもの犯罪率を上げ、その人生の基礎を歪める。
身持ちを正しくおさめている人々の家庭は安定しており、子どもは安心して生まれ育つ。
純潔を重んじる人々には立派な人生を送る基礎が整っており、ときに避けえない過ちを自省させ、正道につかせうる。
浮気や不倫が不潔であるかぎり性別にかかわらず身持ちのよしあしの重みは等しい。
これゆえ、思慮ある人々は不貞と純潔に伴う人生に大きな落差があるのをみてとって、修身をしっかり考え、悪徳を持つ人を反面教師とし、美徳を持つ人を見習って、姦淫の罪にわずかでも近づくな。
姦淫とは、ここでは、不道徳な性行為、性関係を指し、自らの良い心や、第三者、配偶者、恋人、友人、あるいは親族、きょうだい、父母、神仏その他、道徳的保護者からみて、罪深く恥ずべき行いをする事にあたる。
俯仰天地に愧じぬ行いを常々していれば、どの状況でも憂いなく、堂々と天下に立ちまわれる。もし自分に不徳の行いがあれば、それを常々自戒し改めるよう、ひたすら終生こころがけ続けるがいい。完全な修身の徳が完成に至るまで、おのおのの自制心の強さや欠点の様態に応じ、人生はいつも油断できないのであり、ある一瞬の失態で一生積み重ねた修養が台無しにならぬよう、普段から自分にできる限界まで克己を心がけていよ。
2023年7月24日
衛星
まるで時のとまった衛星のよう
美をつかさどる女神らの足音すら聞こえない
少しずつ暗くなっていく街並のよう
だれかが置いていった大切な手紙のよう
もう追いつけない影絵のよう
少しも積み重なっていかない積み木のよう
どっちつかずの選択肢のよう
君を愛しているという言葉を言えなかった時
すべては停止している
存在という存在すべてが自由を失い
墜落していくイカロスは地に落ちきる前に
僕へ辛うじて最重要の伝言を頼むだろう
まるで君の存在が消えない一番星のよう
自分の全存在を照らしだし
やがて救われるのを待つ療養中の鳩みたいに
自分が君だけを特別だと感じていることを
かずかぎりない粒度の色 音 質感で
この上なく丁寧に説明している
もし君がいなければ天の川の意味は失われ
まるで時のとまった衛星のよう
劇というには劇的すぎる大冒険は難破し
結論の出ない論考のよう
僕は奥行きのない世界をさまよい続けるだろう
一度も触れた事のないあの星のように
2023年7月23日
悪男悪女、善男善女の業
性同意権を尊重する者は、被強姦願望のある野蛮な悪女を退け、計画的に出産調整できる善女のみと生き残って安定した家庭に入り、世間からの定常的な好評を得る。
愚かな女は不倫や強制猥褻、強姦、準強姦、薬物性交その他、不道徳な性行為をする駄目男を好み、破滅的な末路を招く。
賢女は貞操を命より重んじ、優れた配偶者と新婚初夜以後まで婚前交渉しない。それは彼女自身を守る為であり、また子孫の礎として母体を少しもけがさない為だ。
親の業は子に祟る。このため、子のない若いうちに人がした行いは、どんなものでも、もし押し隠していても、自らの心身や他者に刻まれ子孫へ陰に陽に必ず影響を残す。
ゲームへ逃げこむ女
それはコンピューター・ゲームが賭博がわりに作られた娯楽だと知らず、さも若いときになすべき乙女の恋を悪意ある会社に搾取され、にせものばかりつかまされた挙句、すでに鏡の中の自分がすれきった意地悪さしか特徴のない老婆になって、誰からも結婚相手に指名されなくなるのは当たり前だからだ。
松陰思想の因果
それは彼らの根が悪質な利己主義者らだからであり、国内外の敵意と憎悪を煽り、思いやりと相互協力関係を破綻させ、自滅をもたらすからだ。
西日本の人々と同調する皇室一味も同じ文脈で確実に滅亡する。
愚か者と悪人
愚か者同士は進んでつきあってさらに悪をうつしあう。
類は友を呼び、同類相憐れむ。だが、賢者は端から愚者の集まりに出ない。
愚者は賢者としりぞけあう。
この世で愚か者を救うすべはない。彼らは世の反面教師として生存しているのだ。
悪人とは、愚か者の一種だ。悪人もまた、救うすべはない。
生きる値打ちのない人間界
どうしようもなく自堕落な悪人どもがあふれかえり
みなろくでもない
みなしんだほうがいい
だが人類どもなんて全数駆逐できるだろうか
次々醜い性欲で繁殖していやしないか
人間界になんの期待も持つな
そこにあふれているのは自堕落な悪人どもで
なにかひとつたりとも君の期待する美質をもちはしない
全人類ろくでもなく
全人類しんだほうがよく
しればしるほど余計な事ばかりしており
なんの利益も幸も君にもたらさず
自己都合でうらぎりや汚い事ばかりして
ただただ不埒であり
ついには卑怯な蛮行や姦淫で暴れ散らすだけであり
救ってやる値打ちなど少しもないのだ
単にその中でただ一人だけ最高の聖人が自分として
それが本当に事実だとして
確かにこの世には生きる値打ちがないのだ
なぜなら全人類はことごとくろくでもなく
たとえ自分が神であったとしても
しんだほうがいい全人類なんて
少しも世話してやらなくてよいからだ
むしろ世話してやればやるほど悪い結果になるに違いないからだ
2023年7月22日
善魂と悪魂
またよき行いのみをしていて、独身なら、その集団でふえているのは悪人ばかりであり、間違った配偶慣行で次々反社会的な悪人の割合がましていくので、日々生きづらくなり集団ごと絶滅する。
よき行いのみをして悪事をしない人を道徳の業からくる不幸が見舞うことはなく、むしろ悪人の自滅によって、ひとりでに悪友との縁がきれ救われるだろう。
バラの花びら
貴女の人生がむなしい空回りでも
貴女が生きていた事は僕にはすべてが救いだった
なにしろ貴女のすべては美しく
自分には虚無より無限に奥行きがあり計り知れない
さも宇宙の中心に咲いたあでやかなバラの様だ
だが貴女は既に枯れはじめ死んでいこうとしており
残された時間は殆どない
もしなにも得られなくとも
貴女の存在がウェブの向こうの電子データでも
恋と名のつくあらゆる世迷い事が
もし何もかも脳のつくりあげた嘘だったとしても
自分にとって貴女という救いのない世界には
単に生きていく価値がないのだ
さも心の真ん中に咲いたあざやかなバラの様に
貴女のすべてが自分の心を捉えてしまい
釘づけになってひとときも目を離せない
もしなにも得られなくとも
僕の人生がむなしい空回りでも
勇者の聖戦
ただの悪魔達に翻弄され消えていくだけなら
よい魂を計画者に与えられ産まれた自分には
まだやるべき事が残っているはずだ
この最悪すぎる世界設計を変える為
誰の事も信じられないが
人でなし達のこの星で
誰ひとり善人は見当たらないが
何の救いもないらしい勇者を最後まで演じきり
地獄終了の爪痕だけは悪事に戯ける悪魔全員に
二度と復活し得ないほど完全な致命傷として
絶対無数につけてやるしかないだろう
これは最初で最後の復讐劇なのだ
自分が全地球の清き者どもを救うか
蛾取り河童連の醜い淫欲と無限の闇の世がくるか
まだ勧善懲悪の聖戦は始まったばかりだった
流れている心からの血はぼろ布切れで無理やり防ぎ
このやわな魂についた癒えない傷の手当てをしたら
すぐにでもまた立ち上がり
一刻でも早く
全敵殲滅戦の最前線に戻るのだ
この拷問の様な痛みなど全く無視せねばならない
底なくみえる苦しみや流れる涙と悲しみは全て捨て
死に物狂いであの悪しき敵どもと戦い続けるのが
自分にまかされているこの世の使命なのだ
イモムシ
どこにもなんの慰めもなく
どうせ死んでいくだけの体なので
もはや魂にも意味はない
僕の人生には傷つく事しかなかった
大事に育てていたイモムシはただの蛾だった
11年間毎日毎日必死に世話していたのだけど
まぁ蛾でもいいけれど
自称京都の山奥の地獄に飛んで行ってしまって
僕には何の救いも報いもなかったのだ
破邪のネックレス
一体どんな魔物から僕を守り
遂にはどこへ連れて行くのだ
もしあのひとが魔女だったとすれば
自分が救いたかったのはどんな善魂だった?
ただの自堕落な人間など
救いえないのは自明だが
なぜあまたの女達が魔物の様に離れていった?
辺りに満ち溢れていたのはおよそ魔性の者達で
人の姿を借りた悪魔どもで
僕はただひとり勇者として騙されていたのか?
破邪のネックレスよ 教えてくれ
もしあのひとが魔女だったとすれば
人の世に操正しい心の者は一人もいないのか
美しく清らかな体の持ち主は絶えて久しく
すべてが醜く汚い河童たちによごされていて
神の創ったという地球界に何の救いもなく
僕はただひとり永遠に孤独なのかを
2023年7月20日
愛のともしび
君の言葉が真実なら
あの時の実感はなんだった
君の言葉が嘘だらけなら
この世には何の愛もなく
ひたすら過ぎゆく時間は虚無で
自分の人生には何の落としどころもない
君の言葉が君の体よりも真実なら
自分の存在は空虚で
この世には何の愛もなく
ひたすら過ぎゆく時間は永遠で
自分の人生にはいきつく果てもない
だから仄かな暗がりのなかで
君の姿だけが目に浮かんでいる
既にあらわになって
誰の眼にも辱められる事のない
実感を伴った自分だけの人が
真夜中の微かなともしびに照らされて
もし君の想いが自分へ向けてのものなら
それを受け取れる人がどこにもいなくとも
消えないかぎりこのともしびは
無目的な都市を覆う闇の中で君を待ち続ける
もし君がずっと気づかなくとも
悪人自業自得説
根っから卑しい人々
不徳な男は自滅する。
不貞な女達は淫行で日々信望を失いながら悪男に使い古され、遂には誰からも見捨てられ死ぬ。
悪男悪女は誠実な人々を踏みにじっておごりたかぶるが、刑務所に入り、閉鎖病棟で己の過ちに果ても限りもなく苦しむ。
悪しき人々から身を遠ざけ、人助けの善意のあまり彼らの蛮行に却って足元を掬われる事なく、根っから卑しい人々と少しも交わるな。努めて関わるな。
人は業の生き物であり、下卑た悪行を繰り返す人々にたまさか必然の幸福がめぐりくることはなく、その末路は必ずや惨めである。
離れていく人々
道徳的に正しい事をやった結果、人が離れていったなら、それは彼らが不徳な人々だからで、まずほかではない。
人々に真っ当な忠告をして彼らが嫌がるなら、それは彼らが愚昧でうぬぼれ屋で、かつ反省の余地がないからである。
宮崎駿思想批判
この世は生きて行くに値すると吹聴したがる宮崎駿はちょっとの慰めの偽善を除けば、ほぼ完全な嘘つきで、子どもがもし一様に生きて行くに値するとしてそれは元々、彼を世俗的に成功させた嘘の世界の中でだけだ。
もし漫画やアニメーションではなく彼が、悲惨な戦争体験で現実を知っていたら、永遠にその罪深い嘘を後悔したろう。彼は平和な時代に甘えて生きながらえた高度成長期の落とし子で、平成・令和期を含むもっと惨めな時代の、根っから悪どくすれて救えない人々の間では、どうしようもなく心底汚い者どもで埋まる現実を見つめる我々は、彼特有の口先だけで上滑りした偽善すらも、少なからず耐えがたく感じる。
自分が失われれば永久の闇に堕ちて行く世界を自分の高潔な魂の光が唯一、照らすつもりなら、人という地上を埋め尽くす本物の魔物たちと戦わず死んでいくのは、勇者の罪に過ぎないからだ。
2023年7月19日
2つの愛
一体どうやって自分の心を引き裂くのだろう
それが浮気だというなら
なぜ自分が最も必要な人が複数いるのだ
もしだれにも必要なければ
そもそも自分など存在しなくてよかった
ある人に自分を預け
別の人にはもうなくなったという
だがあなたはいう
私だけを見てと
それがただの気まぐれだとして
いつの間にか忘れているいつもの口実で
あなたは移り気な嘘つきだとして
真実だった時には?
夕闇
なにもみえない夕闇
でもだれも自分とは違う
だれも自然の一部で
もし地上が消えて
あなたの心もみえなければ
自分にはどんな心配もなく
宇宙には理由もなく
ただのうつろな空間には
ひとつの物体が浮かんでいた
この星にはどんな回答もいらず
いつの間にか消えてしまい
跡形もなかった
もしあなたの存在さえみあたらなければ
夜の長さ
だが僕の世界には夜がない
あなたの存在が自分にとっては永遠の夜で
もしあなたの存在がなければ
自分は夜半みあげれば輝くひとかけらの満月に過ぎず
遂には一晩の夢として
いつの間にかいなくなっているだけだからだ
もしあなたの存在がなければ
どんな星の自転でも一瞬も心休まらず
単なる物理現象には意味づけがなく
いかなる恋愛詩も生まれず
遂には形を変えてしまうだけの物質は
どこもかしこも死んでいる単色の風景だったろう
あなたの夜は余りに長い
だが僕の暗闇にはあなたの言葉だけが響き
それはまるであなたしかいない宇宙の様だ
僕の世界には永久に夜が失われてしまったのだ
潜在的な敵
その様な下衆な取り巻きと少しも進んで関わることなく、彼らご都合主義者的接近者を潜在的な敵とみなしつつ、少しも彼らの普段の媚びに騙されず、相手の裏をかき抜かりなく行動せよ。
2023年7月18日
肉欲と情け
これゆえ、不貞な肉欲に耽る者と縁を切り、情け深い善男善女と縁を深めるがいい。不貞は不幸の源だが、情け深さは福祉のそれであり、不貞な人は滅びていくが、情け深い人は助けが必要な弱者を救うからだ。
人間性資本
人を学ぶべき日々によく節制し人の本質を知り抜いた人は、金持ちになってもならなくても、人の為になることをする。
婚前交渉主義者とその否定主義者
2023年7月17日
富の元素
不倫を目的とする不埒な悪男は、その根っからの卑しさのあまり他人も同じ下賎な姦淫目的で行動すると思い込み、諸々のあからさまな冤罪や淫行をして結果、他者からの信望を失い続け、破産する。
富は信望に伴う付属品と考え、わずかたりとも不徳な人々に関わるな。
神の采配
僕はあなたと同じ世界に生きていた
だがその永遠は僕にはまるで一瞬に感じ
あった筈なのにもう手元にはない
あなたが生きているという奇跡のすべては
波打ち際に流れ着いた壊れ易い宝石の様で
僕にはあまりにみじかすぎるその瞬間に
あなたがすぐに死んでしまう事が信じられない
でも夢と呼ぶにはあまりにながい間
僕があなたの幸せをなによりも願い
もしあなたが死んでしまってもいつまでも
あの墓に刻まれた恥知らずの愛の碑銘の様に
あなたを想い続けている事は絶対に確かだ
僕があなたと同じ世界に生きていた事は
奇跡と呼ぶにはあまりに運が良すぎる
明らかな神の采配だった
2023年7月16日
魂の伴侶
僕には貴女が最愛の人だと疑わないで欲しい
悪魔の手に囚われた姫を助けるよう
貴女の為に自分は命をなげだしてきていて
これからも恐らくはそうするだろう
もし自分の奉仕が埋没費でとり返せなくとも
決してコンコルドの様その手を放そうともせず
もし貴女の本性が悪で
僕を完全に欺き
ただの浮気を言い訳する為
性被害を偽装したにすぎなくとも
だがその疑いすら貴女を傷つけてしまうのなら
僕は貴女の魂を信じていると
貴女には信じて欲しい
心理病質の破滅
しかし他人を利用できる間は、良心を持つ人々を散々いたぶり、誰もに疑われだすと別集団に身を移しあまたの悪行をごまかしているが、その目的は自身の利己的な悪意の完遂である。
尊卑の影響
だが尊い人はただのひとりでも、幾億もの卑しい人々より、世の中に良い結果を与える。
もし尊い人に出会えなければ、ただひとりで歩め。卑しい人々の間で彼らと同調するな。尊い人こそがその影響で自分を知らずに向上させるが、卑しい人々は自分を気づかぬうち堕落させてしまうからだ。
出
離婚率の高い人々は、子供に不安を与え、子の出を悪くする。離婚家庭ではもとはといえば父母あるいは育ての親の不貞からはじまり、子の出が悪化するのだ。
婚前交渉の罪
婚前交渉した女はたとえ相手が純愛を捧げた生涯唯一の夫でも、その不貞の罪をのち悔いて苦しむ。
性被害の体裁で同意度の高い婚前交渉をした女は、浮気でない純潔な男から婚約を破棄される。もし同意度がかなり低くとも、純潔な男からは婚約を考え直され、時に道義として捨てられる。もし結婚できても、同意の有無やその度合いにかかわらず、婚前交渉した女は夫婦として根本的に幸せになれない。
不同意の性被害度が決定的なら、貞女の人生設計は生涯にわたって倫理崩壊する。一度けがされた女は、もとのうぶな処女に決して戻れないからだ。純潔な男は、どんな事情があっても、処女でない女を将来の結婚相手と思えないのだ。
不貞の結末
2023年7月15日
原発公害の悪人達
天皇政府と共犯し、公害をごまかすIAEAは、その詐欺の罪で滅亡する。だが当の組織に関わる誰も、技術を乱用し星中を致命的によごした責任を取らない。金の為に悪人らが共謀していたにすぎないからだ。
くだらない人と立派な人
立派な人にもし子供がいなくとも、その人は人々の模範であり、もし下位者をてらっても、ひとりでに尊ばれる。
くだらない人は立派な人を罵って恥じない。単に年上だというだけで驕り高ぶり、種々の暴虐によって実態がありもしない権力を乱用する。
だが立派な人は罵られても、少しも立派さが変わらない。くだらない人の子孫がみな絶えたあとも、立派な人の業績は称えられ続けている。
愚かな仲間
愚かな仲間は様々な負担をまし、かぎりある人生の時をいくらでも浪費させるが、少しも反省しない。
悪女はあらゆる不幸の素である。悪女と馴れ合う者は底しれぬ悪意を教え込まれ、柄を悪くし、結局裏切られ、何も得られない。悪女は善女に変われない。悪女が善女のふりをするのは、彼女の本性をしらない他人をだますためである。
愚劣な人は下らない理由から嘘をつき、仲間を混乱させ、その悪徳のもたらしたさまざまな悪果に開き直る。
利己的な人は、危機の際にも仲間を少しも助けようとせず、徹頭徹尾自己都合でしか動けない。相手を思いやれず、卑しい目的で金を追い求め、それで買えると期待する諸々の快楽をむさぼろうとするが、普段のおこないの悪さのため却って人々の不信ばかりを買い、ついには行方をくらますや、むなしく野垂れ死ぬ。
姦淫女と貞女
2023年7月14日
浮気男と駄目女
浮気性の男の遺伝子は受け継がれ、不安で家族愛の欠けた生まれ育ちからはじまり、単に性欲を満たすための諸々の不誠実さに満ちた、より悲惨な人生を送る。
浮気性の男を好む女は駄目女と呼ばれ、間違った同情により、悪感情のうち不満な一生を終える。
あばずれ女の末路
その最期を看取るのは行きずりの名もなき下衆のわる者であり、決して二度とは得難い親愛なる伴侶ではない。
あばずれ女が生きていた記憶は、その名すらすぐ忘れ去られ、世界史からおよそ真っ先に消されて行く。
あばずれ女は悪漢をことさら好むが、それは彼女が自らの悪徳のあまり破滅願望のある自堕落な者だからで、諸々の嘘や言い訳を駆使した漁色の果てに待つのは、甘い憶測で期している単身の母たる苦しく救いのない暮らしだけではなく、地獄より地獄的な家族みなの共倒れである。
無罪
あらゆる落とし物のあいだをどれほど探しても
もうあなたがあれだけ毎日話してくれていた
無数のおもいの一言たりともおちていなくとも
あなたの心は見え透いている
だがあなたがまさか
この星で最も清らかな乙女で
あなた以外の誰もそれを超えることなく
私にあなたの全てを見せていたとはしらなかった
もし時間がとりかえせるなら
あなたにかけたあらゆる言葉を見返し
自分にまちがいがなかったかを調べ
重要な箇所を訂正したいとは思うが
その時間はもうない
あなた以外の誰もあなたを超えることなく
遂には時の奥に永遠にしまいこまれ
あなたのうら若い娘時代もその又とないこころも
我々にとって罪のない思い出になってしまったから
純潔
世界には悪魔しかいなくとも
どんな真実の愛も裏切られ
あばずれ女たちの姦淫地獄が広がっていても
自分一人が正しくあれ
自分一人が貴くあれ
自分一人が美しく清くあれ
誰も分からないとしても
純潔は比類なく
自堕落な人間達の全人生より重い
信じられないほど醜い魔物の様な女達を欺き
遂には最善の者に神々の慈愛がほほ笑むだろう
2023年7月13日
あばずれ達と善男善女の暮らしの違い
美徳はその身を守る聖域であり、悪人達へは激しい嫌悪感や、近づきがたさを与える。
悪しき女は滅びゆく。あばずれ達は卑しい姦淫の果て自滅する。
悪しき人々へ深情けをかけるな。
悪しき人々も必ずや自らの業の相続人であり、自らの愚行によって、次第に不幸を買い進める。
悪人への愛執は身を亡ぼす。
同情ゆえ愚者を構うな。
愚かな女は淫欲のあまり悪男の遺伝子を殖やそうとするが、その末路は崩壊家庭での不幸の増産にすぎず、関わるだれもを害して、遂には家をなくし、監獄のごとき境遇でしぬ。
尊い純潔を守る善男を汚い淫行に慣れた悪女のわざわいが襲う事はなく、「童貞」と罵るすれた都会女を良き家風が恵む事も決してない。
悪女との果てなき淫行より、閑寂に憩う独身の方が万事すぐれる。淫行は一時だが、同時に必ずや嗜癖による悪習をつけるにすぎず、次にもっと強い刺激を求める結果、離脱症状に苦しみ、やがては大金を貪り取られたすえ身を亡ぼす事になるのに比べ、一人住まいの楽しみを知る者は、誰といなくとも、自身の高雅な趣味に無限の喜びを得られるからだ。
嘘をつき性欲を満たす汚い下男と交わる女には卑しさが急増し、元の純情な乙女とは何もかもが違った地獄へと歩む。
貞女は良家を得るが、あばずれ女はよくて崩壊家庭しか得られない。
悪女は自然に善男のもとを去るだろう。悪女との縁がやっと切れた者は、はじめ残った愛情のあまり悔しくとも、まことその心身を宿命によって救われているのだ。
悪女の産む悪男の子は似た傾向の遺伝子ゆえ似た性質を帯びることになり、更に悪化した家庭環境は、地獄より地獄的な絶えざる不幸の嘆きの元にある。
だが、善男善女の家庭には、たとえその子がどんな個性を持っていても、保護者からの絶えない無償の慈愛ゆえ、いつも幸ある笑顔と、かけがえない命への感謝が溢れている事だろう。
2023年7月12日
真実の名
真実の名は一つ。
あなたを愛していると偽る者の闇の世界で、
たとえようもない真理といえば、
自分より尊いあなたの為には、
自分は自分がなくなってもいいという想いだけだ。
もし悪魔の手からあなたをとり返せるなら、
自分はもはや自分が失われてもいい。
自分は全くの闇の最奥を突っ切り、
恐怖を捨てて、あらゆる罠をのりこえ、
あなたを絶対に光の世界へ救い出すだろう。
嘘の名は余りに多く、
真実の名があるとして、
それはあなたが二つとなく帯びている、
この上なく輝く存在意義だけだ。
いちごショートケーキ
そしてそれは永遠に変わりないだろう。
しかしあなたにはどんなにときをへても
決して、変わらない愛が足りない。
そしてあなたは失われゆく。
さもその美すら、まぼろしだった様に。
さもあなたの生き身すら蜃気楼で、
束の間あらわれ消えゆく夏の日の虚構は
はじめから、何事もなかったかの様に。
だが、あなたがいないとき
その存在は永遠に属し、僕の心を埋めている。
まるで宇宙のどこに咲いた花でも
あなたほど印象的な姿はどこにもなく、
その存在なくしてはあらゆる華やぎが失われ、
いちごを置かないショートケーキになってしまう。
都合のいい人
人は恩に感じて義務を果たすのであり、利己的な人々は必ず対人損失をこうむる。
もし破滅していく人をみたければ、普段の行いが恩知らずで不実かどうかを見分けるがいい。
異なる人々
愚かな人々は愚かな人々と共に住まい、死ぬ。
だが賢い人々と愚かな人々は同じ世界に住まわない。
この為、愚かな人々とのつきあいは進んで断つがいい。
もし愚かな人々に縁を切られれば、それはあなたが以前より賢くなった証である。
悪女の篩
劣った人格の女性は、常に問題を持ってくる。その問題はおよそ例外なく彼女自身の不徳が招いた必然の因果だが、当人の悪性とわがままぶりによって他人に問題をまき散らし、いつも決して反省などしない。
これゆえ劣った人格の女性を己の身に少したりとも近づけるな。それは、仮にその女性がどれほど性的魅力にあふれ、時にあなたに快楽を与えても、もっと酷い悪徳による害の方が結局大きいからだ。
悪女の悪知恵による性奉仕にも裏の意図がある限り、悪女を性搾取だけして、全く害を受けないで済ませるのは原理的にできない相談だ。それどころか、悪女との交わりは自らに性的腐敗を招き、いわば麻薬中毒のよう、自分の人生に確実な害を与えるのが誤りない事実である。毒のある恋愛や性行為は、毒のないそれらより刺激が強い事が多いものの、その刺激は自らの健康をむしばむたぐいのものである。
ある女性が急場に至ってあなたを裏切ったなら、その者の目的は己にあって、あなたには全然ない。自分の生命危機にいたる何らかの費用負担がましても、むしろ愛する者の為に自己犠牲を省みなかった者こそ、善女たる証を自らの業で得ている、と考えられる。
それゆえ、つきあう女性の資質を普段だけでなく急場でもよく精査し、その者の真意を見抜け。悪女を自身に近づけては絶対にならない。ことに異性愛者の男性に性欲があるかぎり、悪女はおよそこの世で人が破滅する原因筆頭の三本の指に必ず入るだろうほど、絶対に気をつけねばならない、極めて危険な害意を持つ事もある魔物だからだ。
2023年7月11日
伴侶択び
伴侶は少なくとも自らと同等以上の人格でなければ、自らは必ず損失する。
もし自分以上に優れた人格の伴侶をみいだせなければ、妥協による婚姻は、己の人生を不幸にするだろう。
これゆえ劣った家柄は数多いが、優れた家柄は殆どない。それは優れた人格同士の配偶が得られ難いからだ。
伴侶を択ぶにあたっては決して妥協せず、深慮を重ねて精査しなければならない。
長い時間かけた試験の末に、伴侶の不徳が知れたなら、万難を排し婚約を破棄せよ。
自らの人生の半分を預ける者は、また子供の人生の母体でもあり、わずかな歪みも全て家庭として実を結ぶからには、望むかぎり美徳の点で完璧で、全く尊敬すべき人格でなければならないからだ。
向上心
人は不完全なものであり、必ずや過つ。
だがみずからが過ち易い点に悟り、己の欠点を克服しようとするのは、偉大な人間性である。
もし自らの弱さを克服できれば、それは君の長所と呼ばれる様になるだろう。
さも飛べない鳥にとってはその羽の美しさが最大の美質である様に。
他人の長短と比べることで、自らの長所に悟れ。
世界史に大きく貢献するところのものは、際立った自らの長所である。
美しい真実
生きていた人々はみなひとでなし。
そして自分には何一つとして美とみなせなかった。
その意味で、僕の仕事は嘘をつく事なのだろう。
芸術とは単なる理想の写し。
本当の世界は不徳でおろかで醜悪な人々で埋まっていて、
なにもだれも救えない。
ルノワールは正しい芸術哲学を持っていた。
彼は徹底的に美しい嘘をつくことにした。
そしてその事は、芸術的に全く成功している。
彼は偉大な画家の第一分類にあがるといってよい。
だからといって僕がルノワール式のうまい嘘をつくより、
美徳として正直に世のありさまを語りたがる癖があるもので、
もしもあなたを傷つけてしまっても、
本当にあなたを愛しているという事は僕の心の真実なのだ。
清らかな人
清らかな人を損ないたくとも、下男には何の手だてもない。
清らかな人を損ないたくとも、浮気者には何の手だてもない
清らかな人を損ないたくとも、世間には何の手だてもない。
童貞
貞徳を持たない人々は周りの男性も堕落させようと図り、「童貞」という語彙を軽蔑すべき性質かの様にいうが、このため、あばずれ女らの周りには浮気性の軽い男しか残らなくなる。なぜなら婚前交渉は一人ずつ不貞な女をこの世に増やす姦淫の罪に他ならないからだ。こうして彼女らはますます貞操を失い続け、結局は確実に浮気される。絶え間ない不安と不幸と、板についた悪趣味によって伴侶とみなしたがるいつもの不潔な悪男からの裏切りの絶望のなかで、破滅していく。
純潔心を持つ男性はこの様な不貞な人々から進んで縁を遠ざけ、自堕落な人々の淫行を破滅の兆候とみて、関わるな。
「童貞」と罵る人々は悪徳を賛美しているのであり、その末路は必ず悲惨である。
悪女の王子様待ち
代わりにくるのは悪男か、詐欺師か、さもなくば悪魔だけである。
彼女らからえられるのは肉体の搾取か、カネか、さもなくば暇つぶしの標的としての操り人形らしさだけだからだ。
利己的な女性たちが王子様待ちをしていればいづれ良い相手がくる、と思い込んでいるのは、世間知らずさとおろかさの余り彼女らと同じ様な人々が大勢生きていると信じているからであり、現実には彼女らと同等以下の人格しか、その様な性悪に近づく事はないだろう。
神格
無謀な計画を立てていた。
それは神の如くなりたいという夢だ。
僕には人間界は下らな過ぎ、
そこに耐えられるとも思えなかったのだ。
今風にいうとギフテッドの一種で、
誰も同類がいない様に思えた。
だいぶ大人になり、
今でもその思いは続いている。
僕はさも堀井雄二が作ったドラクエの世界、
糸井重里が作ったマザー2の世界の様に、
なにかしら、新世界の神になれるかもしれない。
でもそれは飽くまで幻想で、
JRPGのつくりてとしての話だ。
小学校の文集にも書いた。
将来の夢のひとつ。
「ゲームクリエイターになって子供に夢や希望を与えたい」と。
僕自身がその様に先人から救われたからだった。
結局、あなたは唯の人。
神になろうとした僕とは違う世界の住人で、
むなしい悪徳によって自滅してしまった。
ともがらのいない僕は天涯孤独のままだが、
それでいいのかもしれない。
もし自分が神の如きものなら、
その様な最も孤高の存在になりたかったのだろうから。
報酬
あなたは働きづめだ
でも、その幾千万の富は意味がない
すべて道具にすぎず
本当は誰か愛する人を大切にする為のもの
もし僕が世界一の金持ちでも
それを全人類の為にすぐ使い果たしてしまい
僕の手元には実質一円もないだろう
現に、僕にはあなたを大切に想う心しかなく
どれほど経済力があっても一円も要らないのだ
あなたという人のかけがえない存在を除いては
愛の詩
なので、この詩は、私に愛を伝えているのではないのでしょう?
それなのに、どうして私にくれたのでしょうか」
もしぼくの心が簡単に説明つくなら
詩など書くのだろうか
さっさと2人をこの世から連れ去り
永遠の愛の宇宙に封じ込め
自分都合でもてあそびながら
単に繁殖していたでしょうに
鏡の中のあなた
海の底に沈んだカエルみたいでも
もしもあなたの見た目が
蝶すら敬って飛ぶ絶世の美少女でも
鏡の前ではときに自信をなくし
遂には消えてしまいたくなる年増でも
装った化身はいま流行の姿で
整形手術などしないままでも
僕はあなたが好きなのだ
ありのままのあなたであれば
ありのままの姿であれば
2023年7月10日
天の川をこえて
僕が美味しく料理してさしあげましょう
さも永遠に逢えない織姫と彦星だったのに
いとも簡単に天の川をこえ いますぐに
でも本当に欲しいのはあなたの心ではなく
そのかなしい体の行き場なのかもしれない
だれのものでもないがゆえ
いつもただひとりの所有者を探していたが
だれかがうっかりしていてなくしてしまい
遂には「俺の物だから」と言いそびれた僕が
ずっと後悔していた血潮を通わす機械として
でもいつまでも恋という永久運動をし続ける
天の川の向こうの宇宙のだれよりいとしい君の
学びとり
尊い親は尊い子を羽含む。
卑しい人とつがう者には、卑しい性質が急激にます。ひとたびすれた人は元の姿にもどらない。
人はつきあう者に似る道理をみて、卑しい人々の集まりに出るな。卑しい人々のつどう場所を避け生きよ。普段から卑しいものを見慣れている人は、自らも卑しくなっていると気づかない。己の見聞きするものに注意せよ。必ず、尊いものに時をつかい、卑しいものになるだけ触れないよう媒体の電源をきれ。
卑しい人を少しも愛してはいけない。卑しく、愚かな者への同情を恋情と決して混同するな。尊い人を愛することで、自らも彼らの同類となれるよう日々祈れ。尊い人々をまね、彼らの長所を学びとり続けるよう努めよ。
あばずれ女と軽い男
あばずれ女には心休まるいとまがない。その姦淫の悪徳はあばずれ女を徐々にあるいは急激にむしばみ、やがて乱れた内政の様に自らの身を亡ぼす。また、あばずれ女と関わる全ての人々を自らの不品行で多かれ少なかれ傷つけ、不幸にしていく。
姦淫をおこなう軽い男は蔑まれ、監獄に入る。ごまかしの嘘ばかりつくその身はひどく不潔で、頭の中身は空っぽ、親族はじめ実の親きょうだいからも必ず疎まれ、遂には世間の非難を受けのたれじぬ。軽い男は友や恋人ばかりか肉親すらしあわせにできず、だれもにとっての反面教師となるばかりか、くりかえす醜悪な淫行によって多くの人々を不幸のどん底に落とし続ける。
あばずれ女や軽い男に同情する者も、また彼らの境涯にひきずりこまれ、損失を受ける。これらの姦淫者らは、単にふれるだけ人々を不幸にする悪業でよごれてしまった存在なのである。彼らへの最善の対処とは、一切関わらない事、そして身をきっぱり遠ざける事である。
取り違え
卑しいものへの愛は卑しい結果をもたらし、尊いものへの愛は尊い結果をもたらす。
尊い人の数は少ない。
愚かな人は尊卑を取り違え、その因果で自滅していく。
2023年7月9日
美人画
なるほどもしそうというならそうだが、
問題は余程の美人はまずいないということなのだ。
大抵の美人は並のそれで、
完璧な美人は探しても見つからない。
それなら美しい人など探す方が無駄かといえば、
頑張って探せば少しはいるかもしれない。
僕はルノワールの『女優ジャンヌ・サマリーの肖像』を、
18の頃ある美術館でみた。
その絵は僕に衝撃を与え、
まさか女性が美しいとは思わなかった僕を完全に洗脳し、
また絵画が可能な伝達能力に驚愕させた。
その絵はルノワールの感覚論と哲学のかたまりで、
要はこの世のさちを小さな画布に結晶させたものだった。
この貴婦人はあらゆる美を帯び、
われらの前でこちらをじっと見つめている。
彼女は永久の次元で幸せとは何かを湛え、
われらに人生を肯定する感情を植えつける。
しかしなるほどあなたより美しい人はいなかった。
僕はあなたを最も美しく描けば十分で、
わざわざ探す必要はきっとなかったのだ。
なぜならあなたこそが私の最愛の人で、
それより美人などというものが存在しえないのは、
はやくもルノワールの偉業が証明済みだったからだ。
シーグラス
世界はまるでからっぽだった
それは本当のこと
でも今となっては
あなたがいなくなってしまい
世界はどこもからっぽだ
もしこの世界につまっている中身が
なにもかも無意味なでたらめで
だれかが拾いあげでもしない限り
決して気づかれないガラスのかけらで
それを拾いたいといっていたあなたと海へゆき
僕はあなたがいる幸せをかみしめながら
いつまでも夕暮れ時を過ごせたらどんなにいいだろう
キラキラと波の音を反射して輝く
永遠には余りに近すぎ
もはや奇跡としか呼べないその無限の陰影の光は
僕があなたにみせたかった最高の美術作品だった
でもそんな日がこなくなってしまい
遂にはあなたは精神科に幽閉され
僕には扉をこじ開ける権限すらなく
すべては絶望的な状況だ
それどころかあなたは処女ですらなく
今では新婚初夜の底知れぬ奥行きもない
だからといって僕があなたを嫌いになり
次の誰かと恋に落ちるのが自然の道理なら
僕はそんな自然のがんじがらめの規則をことごとく破壊し
遂にはあなたをどんな山奥の地獄からも連れ去り
永久に誰の手にも届かない夢の中で愛し抜くだろう
愛がすべて 三
『愛がすべて 三』まできたが、もう書き継げるか十分な自信がない。だって事態が複雑すぎ、さらに心を傷つけるたぐいの別個の複雑度をまして、ただでさえ耐えがたかったのに以前にもまして、自分をさいなみだしたからだ。特にユークレースこといつかきたみちさんについて書けるか自信がない。このひとはいわば安全 牌みたいな感じで僕の心に安全基地を設けていたが、今や破綻している。それは昨晩のことだ。
ユークレースはのちに脱兎のごとくいつかきたみちへ改名した。我々にわかるのは、それが彼女の遠慮であり、かつ深い意味での「悪意ある善意」だったことだ。そもそもこんな概念はない、矛盾しているからだ。でも最適な表現をつかってもそれなのだ。ある種の一方的害意も、自ら事情をしりながらでもの、善意もある。だが悪意とみわけがつかない。くわしくはのちのちわかることもあるかもしれにゃい。
ちなみにたまに猫になるかもしれないが、それは僕がノンタンがすきだからだ。0歳時点では絵本があったのではないか、ぼくんちの、広縁の、本棚に。もう植木屋さんの子にあげちゃったからないけど。
この都会女ユークレースは色々問題があった。問題ない女をみたことがあれば奇跡だが、様々な面で、もはやその特定問題は底知れない魔性になっている。でも、くり返すが自分には彼女について、まだ、あるいは永遠に十分語れる自信がない。あとまわしにしよう。
今は先を急ぎ、ミキさんについてだ。
でも、この一連のものになるはずだった随筆もここでふでを終えてもいいかもしれない。吉田兼好どころか清少納言すらも驚く。泣く、ばあいによっては。まだ何もはじまってないよと、内容ないよと。ないないよぉ、ナイナイヨー、ないないづくしで泣いたナイターも無いし内心乃至弁慶 の泣きどころ、かナイキがスポンサーやってはない『推しの子』とかいう誰からも遠からず忘れられることうけあいな三文アニメの、くだらない夜遊びの主題歌の世界的ヒットもどきの謎にかつ無駄にキラキラした目、以内ではないか。もう無意味に 韻踏んでないか。ほとんど。トロント。今はなき古き良き、と言えないまでも、ちょっとしたガクMC和ラップ調の冗談ですらなく、冗句にもならない。ことば遊び部分さしはさむなって? だって、さ。つらいからさ。こころが。まじめにいうと。
僕にとってすべてがあまりにつらすぎ。心的外傷後ストレス障害またの名を海の王子の奨学金名目での事実上の借金とか。そういうレベルでもなさそうなので。心の複雑骨折どころでなく。もし僕がはりつけにされた救世主の信じる神への愛よりとてもとても強い男だとしても、多分、一生のあいだ、客観的にはたましいとよばれる繊細すぎる水晶玉につけられたあまたの傷が治らないから、だ。一体この後にどんな人生があるとしても、いまのいままで僕ができる最善のふるまいをしてきたのに、なぜ周りを悪魔の様な人々が占めていて自分を責めさいなむかは全く、意味がわからない。単に彼らが愚かで、かつ悪性なのだろうけど、そういったものしか出現しないゲームってすぐ放りだすべきではなかろうか。やりがい搾取どころか絶望しかさせてこない。しかも恋愛が主題で。僕の実人生がそこまでの傑作美少女ゲームのたぐいではないとすれば、いままでのところだが、胸くそ展開としかいえず余計悪質だ。
今後もっと至高の甘みをもつ純度に、この上なく美しい女神らの清らかでありつつ決して理想によってしか触れてはいけないほどの繊細さをおびる、かのかぼそくも麗しき手先のみによって調合された、比類もなく最上至上でかといってなんのてらいもないまっすぐなエロティシズムの香ぐわしさででも、僕という唯一無二の主人公をひたすら報いまくりでもしないかぎり、プレイヤーである僕の実感なり、読者諸氏らのその疑似追体験なりへの、全方位からの、完璧な駄作のそしりをまぬかれまいぞ。こんなクソゲー売るな。さほどエロゲとかやったことないけどはっきりいってハーレムものの展開を暗に期待はさせるのだが。純愛派とか死愛派とか聴講生人妻偽装説あり派とか、もっと変わったのでいうと同人腐女子ストーカー派とか、ダークテトラド極悪荒らし即ブロックしあい兼あたしをこんな風にした責任とりなさいよ派とか、変なのがいりみだれていろいろ筋がぶっこわれてる。もっといるんだけど。お相手のキャラ属性と女子的な意味で特別な行動の数々。記述してるときりがない。しかしそれらの調律も、調性もがすごくおかしな、いくつもの箇所は、僕の手になるのではないのだな。このあとの記述ずっとよんでけば、その批評点はだれもにわかるはずだ。主人公にはほかの選択肢がないほどよくやってはいる様な感じがするから。登場する美少女、あるいは美おばねーキャラクターらがおかしい。
各人物のためにいっておくが、年齢からいうと全員あきらかに美少女ではあった、あるいは現にそうでもありたい、もしくはひいき目ぬきに今そうあるといいうる例もある、美少女か美おばねーさんらではある。物語というか現時点で進行中のできごとにはひとりぼくのリアルお姉ちゃん入ってるんだけどさ。近親相姦の趣味はまったくないので恋愛対象ではないが、相談者兼忠告者として。全員美女といいきれる自分をだます自信もできたらもちたいが、とりあえず美おばねー視が可能だととらえてほしいということまでは一応、とかの付帯条件も一切いわず、完全確約しておこう。もっとずっとあとの時代で絵巻物のデフォルメでだましたなといわれるかもしれないけど、主観というより業深い信念のたぐいで。いや事実として美しい人たちなのは、僕の姉が写真みてそういっていた者もいるし僕も大部分確かめてもいる。僕は正直にいうだろう。なにせ画家なのでね。審美眼は医者のごとくきびしくももてる。
やはりユークレースについて少しふれよう。いづれふれないわけにはいかない。略して我々は彼女を「ユーク」と呼ぶことも多かった。この女は僕へ深い恋心をかたりそれは実に深刻な段階で、しかも真実だった。僕が思うに、彼女はそれ以後、あれより深い恋愛感情の段階に進めていないのだ。なので、僕をうらぎっての結婚後、新婚生活が結構な時をへて、それが期待と違うと知ってみてから、改めて僕へある種の不貞なストーカーっぽいフォローをしてきていたのだろう、とおもう。勿論聖人君子をこえた神格をめざす僕には不倫の趣味はないのできのうはっきりお断りしておいたが、ユークの過去の色々な言動をおもいだすに、彼女ならむしろ喜びのために燃える様な不義の恋を進んでえらびとりかねない。キリスト教の私立短大を出てマリアについてしっているはず。自分が彼女の結婚に気づいたのは、仮説をなげかけそれに返答があったきのうの夜だから、はじめから気づいていたら、そもそもいつかきたみちへ改名してからの時代、突然あらわれはじめは神様かとおもっていた彼女と、僕はユーチューブ配信で会話とかしてなかったろうとおもう。他者にはのちにわかる人妻らしきのと親しげにみえるだけで、僕のとてもよい向社会的趣味に反するから、人妻とわかった今の時点で近いうちに、なにか対策するしかないのかもしれない。あのさ、いちゃつきとかじゃなきゃいいんだろうけど。ほわさんっていう人とか別になんもないけど、いっときミキさんがいなくなったときにぼくがさみしくて泣きついたらだきしめてくれたことはあったが一度。普通に接してたからね。おかあさんじゃん。疑似おかあさん。ピグでだよ、リアルじゃなくて。親切でいい人な、でもまだこどものいない静岡主婦、といったらもしかしたらかわいそうなのかもだけども、多分かなりずっと年上の女性として。でも完全にちがうのだ、ユークからの僕への目線は。彼女からの接近をふせぐ手だてもなさそうではある。根源的に拒絶するではないのだが、少なくとも倫理的あるいは社会規範としてきちんとけじめをつけ、「僕に接近するなら離婚してほしい」と昨夜彼女へ直接声でいったが、ユークの趣味趣向をかえりみると、逆にそういう当人都合の夫いながらの偏愛的片想いというしかないもと情人なり本気の恋人への隠しきれない旧情を含む接近に、ある種の愉悦をほとんど毎日暮らしのあちこちで感じていることは、想像にかたくない。
芥川龍之介って、さ。彼の私小説くさいほとんど遺作じみたかなり短命最晩年の『或阿呆の一生』で、なんか不倫あいてみたいのに追いかけられた描写でてくるじゃん。あれかよ。しかもね、僕のが事態が深刻でね、もっかいいうけど僕は不倫したくないから逃げてるの。きのうからだけど。だって気づかなかったんだもん、結婚したとか。きのうはじめてきいた。
でも追いかけられる形は相似かもよ。ねぇねぇ、ぼくがさ、どんだけ恋愛かそのたぐいの火遊びっぽいひと夏の恋だかね、もっとは春夏秋冬おのおのだか 二十四節気よりこまかくだかの最高すぎた憂いのため息ついちゃうさ、恋の才能を。一部のネット女子か宇宙人かなにからに広く認められてるかそうでもないかもしらないけど、しるつもりもないけど。しかも僕側は大抵つねにあまりに深く、優しすぎるほど相手の女心の底をうけとめちゃってて、真剣で深刻なんだけどさ。ほんとじゃん。このたびはあまりに課題として難しすぎるだろ。ユークレースって明らかに僕を好きだったんだよ。そう言っていたもの、毎晩。すごく深いレベルで。おぼえてるかな、キリギリス。百合の花のなかの。あれ火遊びどころじゃねーよ。あれ大輪スターマイン・レベルだよ、しかも毎夜連発で。しかしこれだからね。蛾のふりしてたよ。ミキのね、あとからいおうとはおもうけど、首吊り師のへやの網戸についてた蛾が。この悲劇の象徴じゃん、と僕がいっていたらぱくってきて、ユークがかさねていいだした。なんとかスズメとかいう蛾だって自分を。あながち冗談じゃないよね。みき自身がいったのだ、ウンモンスズメぴって。ユーチューブ・ライブで、僕の。事件後、ライブにでてきて。あみどにいたやつね。またもデパスかね? なんとかという精神薬と酒かでラリってたら平気でつかめたとかミキがこわいこといった。こわいね。それにのっかって、ユークも蛾の種類検索していってらー。あとでわかったらいうね、なんていう蛾だったか。ユークの自称。やばくねーか、自称毒蛾みたいなやつ。多分毒蛾ではないだろうけど擬態してるその種。リアルが毒蛾でしかないでしょ。
でもね、ウソ説もあるのね。ユークのいつか時代自称する人妻聴講生なりそれかねる人妻ストーカー説が嘘説。僕が姉に相談してて気づいたわ、さっき。どこからどこまで嘘かもわからないし、最初から人妻だった説もでてきたし。信憑性はどれも確定しないが、可能性だけなら、いつか時代は人妻説が一番やばいし。高い。
おぼえてる? おにわのゆりのお花のなかにねるキリギリス 貴女と話した夏の夜の夢
愛がすべて 二
僕にとって色々なできごとを思い出し書いてみることはこれにあたることしばしばだ。といっても自分は元来絵描きで、作品を仕上げるのには熟達している。必ずといえるほど完成させられはするのだけど、もともとかなり苦労していた。それは10代の頃だ。
大体、描いていて無限に描けそうに感じるので絵はしあがりえないとおもっていた。高校の美術教師の磯上 先生が、いつか絵の完成させかたがわかると言っていて、高校生の自分はそれが本当か根本原理から疑わしかったが、今となっては意味がわかる。あるコツがあって、それをつかみさえすれば作品にするとはなんなのかがわかるらしい。
話は少しいり乱れる。自分の気まぐれだ。でも重要な気まぐれのはずだ。
僕は今現在、恋をしているふしがある。でも、それがどういった結末を呼ぶか定かではないにせよ、自分すら疑わしくなるにせよ、ある必然性もある。僕はかんがえうるかぎり最も落ち込んでいた。それは、誰より愛していた人に裏切られた様に感じたからだ。そこで、別の女性が僕に話しかけた。その人の名はミューデという。昔、アメーバ・ピグ史として『政治広場史』を書いたけど、そこに出てくる人でもあるから長い期間このブログをよんだひとびとの中には記憶にあるひともいるかもしれない。まさか自分がミューデに完全に恋心をもつとはそこまで思いもよらなかった。いわゆる、弱ったときとか、失恋した瞬間に優しくされると弱いという理論で説明のつく心の動きでもあるから、僕がある種の女々しさを実はかかえていたのかもしれない。解釈のしかたによっては、むしろミキの居ぬまの洗濯で、おそらくよくない意味でだろうけどオスらしいのかもしれないが、どちらにせよ、僕としては意外だった。
ツイッターでしばらく前、僕をフォローしてきたシュウジ・ナカムラという人がいた。このひとは最近、50何歳らしいけど、「一度も恋愛したことがない」と書いていて、「今後の人生では恋愛でもして過ごそうと思う」、ともいっていた様子だった。僕は色々これには感じるところがあった。
まず、恋愛というのは、僕のしるかぎり捨て身のものなので慣れていないと即死しやすい。僕は色々鍛えられた。ふりかえると大体小学生くらいから、いまの今まで。猛者とはいわないまでも、現役戦士ではある。勿論謙遜している。無論ひとによるし断言できないが、50すぎてから一度も立ったことのない決死の戦場にきて、いきなり特訓なくなにかできるだろうか僕には疑わしいが、彼はおそらく本当にその苛烈すぎる過酷さをなにもしらないのだろう。しぬほど傷つき、実際いま自分がそうであるよう心が復帰不能にみえる致命傷を受け、またかけがえなくひとを愛しているがゆえたましいを完全に引き裂かれながらも、恋焦がれるがゆえ、拷問より深く懊悩する経験をあまたした人にとって、それがもたらす快楽をこえた生きている充実感とひきかえに人生の本体が燃やされることを覚悟しない者が、気軽に「恋愛でもしてすごそうと思う」といってやれる芸当では全然ないのは、ほとんどの事例で確かなことなのだ。彼の覚悟があって、才能があればすぐできることかもしれないし、他方、疑似恋愛を職業にする人々のよう本気さが薄ければ、ひどく傷つけ合う恐れももっと低いかもしれない。ただしその分、虎穴にいらずんば虎子を得ずというが恋愛とはなにかを深く知ることは、ずっと難しくなるはずでもある。ある意味たちのわるいことに恋愛の醍醐味はまるでバンジージャンプみたく魂をなげだす命がけのすれすれに落ちていて、癖になってダイバーとして潜水するだけでは不十分として自作潜水艦をつかい深海に辿りついたものの、爆縮死する事例もあとを経たない。いわゆる情死のことだ。
とかく、自分はその博愛では救われず、ミキさんがいなければ不完全な人間かのごとく世界にほうりだされているが、なんの報いもない。なんの慰めもから回りし全くといえるほど機能しない。それでおそらくは少しより心優しいか、単に下心しかないか、それらいづれも入り混じるミューデが、僕に同情してそばにきてくれたのだ、と考えることもできる。でも本当だろうか。
おとといの夜、僕の姉をミューデは「お姉様」と呼んだ。ミキが首吊り師の母親を「お母様」と呼んだ様に。ミューデにかぎっては、僕の姉が「ミューデさんがいるじゃん」と僕を心配して、そばにいてくれた女の子を彼女の属性や過去の経緯もわきまえず一見みた感じで語っただけに僕にはおもえたので、色々ミューデとは何者かを姉に教えたのだけど、結局それは全ての事態にとってあまり効果なく、なにか焼け石に水みたいだった。どうでもいい話だけれど、『美少女戦士セーラームーン』の中で愛野美奈子というキャラクターだったとおもうが、独自の変形ことわざをいうのが面白いと僕は最近そのアニメみてみて思ったが大抵ほかのムーン戦士が言い直しちゃって、もとのにもどしてあげてた。僕は応用して新しいことわざを原型しりつつつくることがかなりでもなくたまに遊びであるけど、詩の様に。本歌とりとは捉えないのだろうか、と。むしろ僕なら愛野さんの愛すべき詩才として言うたび面白がるのになぁと思った。それも、ミキさんがセーラームーンを好きだと言っていたので、たまたま入った月額動画でわざわざ当のアニメを観てみたときの話なのだ。最近。あとでミキさんは「そんな好きでもない、おばあちゃんの家に預けられてたときみせられてただけ」とかいってたが、「全シリーズみた」ともいった感じだったし、新作アニメにも関心もっていた。僕は全部はみてない。シリーズ後半ほどだれてくる感じ。
なんの焼け石かというと恋の。
要は、僕はもしかしてミューデが好きかもしれないのだ。そしてやりとりのさなか、ユーチューブの僕の哲学講義の、ライブ配信の途中だったのだけど、勝手にというかはためにみてのおねえちゃんの感想だったのだけど、ミューデはなんで「お姉様」といったのかといえば、ありがたかったのではないか。そう僕は感じた。ミューデは思ったより女子キャラで。もうおばねーちゃん。乙女より乙女的で。まさに純真な少女のこころで、好きな人がかなしんでるのをみてられなくてそばにいたのに、僕の姉だけそれに気づいてくれた、と嬉しかったのかもしれない。あるいは下心に気づかれてラッキーくらいかもしれないし、それらの中間か、でも、無意識にかもだけど、ミューデ側は。僕がみるにまえから独特のひとなのだ。ミューデって。多分ボーダーかもなアスペルガー症候群と、かなり激しい心理病質を同時にもっている、ようにみえる。
人間界
このゲームはまるで地獄みたいだ
しかも僕の傷の酷さは過酷すぎ
自分が親切で善意であるほど深くなる
悪魔しか現れない現世とはなんだろう
悪女しかいない盛り場はなぜある
この国が完全にほろびたあとで
良い心をもつ者がやっと救われるとして
よこしまで最悪の人々はみな失敗作として
最初からこんなゲームを作らなければいい
人間界という完全な駄作は2度とやらない
それとも最後にこの計画は悪がほろび
善が必ず救われる物語なのだろうか
2023年7月8日
愛がすべて 一
ある時、僕は一人の人と出会った。ミキというこの女性は、なるほど特別な人だった。今日はこの人について語ろうと思う。けど、自分にとって余りに自明だし、自分が残した様々な記録のうち他のところで重複している点もあろうから、随分錯綜したり、省略したり、抽出した形になるかもしれないが、それは僕の都合だと読者には思ってほしい。要するにこの文書は、たまたま僕が書く気になったおぼえがきで、特段、計画されたものでも体系的な記録でもない。ただの心の断片といったしろものだ。
なんとなくではあるが、僕は随筆あるいは思い出話の様な形で、僕が経験した色々なできごとをとどめおくのがいま、必要におもえるのだ。それは芸術家としての直感のたぐいで、なぜそうしなければならないのかもまだ、定かではない。多分最後まで一連の文を読めば、なにが必要だったかが、みなにもわかることだろう。
さて、いざミキさんについて書きとめようとも、僕の心にある彼女の情報はあまりに膨大すぎるので、なにから書いていいのかまったくもってわからない。けれど、僕にいえるのは、少なくとも全人類の中で、彼女を最も深く理解し、あるいは彼女の家族やほかのある人物とは違った意味で、この上なく愛してきているのは間違いなく僕だろうという事実だ。その愛は、もはやことばでいいつくせないばかりに、さもなにもいいあらわさねば、他人にはなかったかのごとくに見える。でも、違うのだ。僕にいえることは、その愛は全宇宙よりも大きく、またあらゆる微粒子よりも細やかだ。
もし彼女が救われるなら、僕はいつでも犠牲になっていいと考えてきた。なるほど、その通りになったのだろう。自分はただひたすら歳をとり、彼女も年頃になって、ある事件にまきこまれた。とても語りづらい内容なので、彼女について十分いいきれるかはわからない。でももしできることなら、自分の随筆家としての才能の全幅を使って、彼女がどう愛すべき人なのか、僕は後世に伝えようと思うのだ。それが自分にできる、かけがえなく、真正面から、誰より愛する人への哀歌であり、今できる彼女の愛への最高の捧げ物だからなのだろう、きっと。
2023年7月7日
最悪帝国主義者どもの最後の饗宴
どんな言論の自由も弾圧する。
すべては金儲け米帝国の為。
好敵手の裏真理省 BATは、
対する中華帝国から様子見。
間でうろちょろする米帝傀儡自民党・岸田一味は、
汚染水投機でこの世の悪を謳歌。
つかんだ東電倒産夜逃げ代の分け前を懐手に、
悪のIAEAと共に福島難民や関連死者の墓を見下す。
大魔王モギーによるもののあわれ崇拝の儀式を眺め、
人種差別邪教祖ラスボス天皇一味は全国民差別税を貪る。
腐った貧民どもは自滅を祝いかつ呪うため東横に集まり、
底知れぬ乱倫の日々を最後の饗宴にしている。
京都河童帝国との戦い
下衆どもしかふえていない。
悪魔達にとっては最高の地獄だが、
まともな人は生きながらえない。
所詮この戦いの果てには、
絶滅せず繁殖し続ける自称サピエンス達の悪意が残る。
奴らはそれを「愛」と名づけている。
イエスとその母共犯の詐欺を利用し続けるつもりなのだ。
不倫によってふえる悪魔には言い訳がない。
目的は醜い性欲だけだ。
だから君にはどんな仲間もおらず、
この人間界と呼ばれる地獄で最後まで天敵にさいなまれ、
匿名の偽善者どもの卑劣な暴力と決戦を繰り返すものの、
その名すら間もなく抹消されるだけだろう。
まるで勇者とは滑稽なあだ名で、
勇気とは無力なことばで、
正義とは利己主義者にとっての裏切りの代名詞かの様に。
愛することとは痛快な嘲笑と嘘、不誠実のいいかえで、
ただの下劣な間男にとっての変態性欲充足目的の性犯罪かの様に。
またその犯意を暗に喜び姦淫に応じる自称ヒロインの見苦しい本性こそ、
ヒトと名乗る死すべき悪魔達の決して救えぬ末路かの様に。
美徳という美徳を進んで荒廃させていく自堕落な自称先進文明が、
奥行きなく、無限に広がる闇の底で展開している悪趣味な遊びは、
死への愛だけが唯一の脱出口にみえるが、
手前に待ち構える罪人達にとっては際限なく乱れる為の宴に過ぎず、
また救世主づらのニセ宗教によって矛盾だらけの博愛を語り、
完全に悪意しかない京都河童帝国を完成させるつもりなのだ。
「もののあわれ」と口々に叫ぶ悪魔の呪文は、
今では勇者の全方位を取り囲み、
しのうしのう詐欺での酒・薬物強制性交致死傷罪に現れる、
醜悪すぎる淫行京河童連の手先をする、
サイコ大魔王モギー一派の魔の手による人道危機をもたらしている。
さも、東大理系馬鹿教育にとっては国税浪費になんの痛痒も感じられず、
破滅的にイケズな京女芸妓連の女権乱用淫奔習性礼賛の後押しもあって、
わずかに残されていたこの世の良心をも傷つけ続ける。
致命的に、取り返せない後天計画エラーとして。
真か偽か
事実それは誰もを陥れる罠で
あなたの心すら誰もに見通せなくする
罪深い嘘ゆえあなたが破滅したとして
僕には責任がとれない
もしそれがあなた自身にとっても
真か偽かわからないとしても
嘘の中に隠された真実にすら気づかず
拒否し続けた求愛にもっと期待する女心の果て
あなたが誰かほかの嘘つきに身を任せ
罪深い嘘ゆえあなたが破滅したとして
僕には責任がとれない
吐息
あなたがいない時
自分の心を占めているのは
殆どあなたのことだけだ
止まってしまった時計のよう
あなたの存在は僕の心配事のすべてを占め
全人生を停止させている
命の時がどれほど我らをさいなんでも
あなたの言葉の中にあった温度と湿りけは
囁かれた真実の愛の合間の吐息のよう
永遠に限りなく近い瞬間を無限に引き延ばす
さも我らを取り囲むあらゆる宇宙の産物が
我らのその一瞬の為にあったかのように
もしあなたがしんでしまっても
その瞬間だけが世界の最後の時だったかのように
星の計画
まるで奇跡みたいだった
実際あなたのいなかったとき
この星は余りに広すぎ
どこまでいってもどんな物体もないので
遂には何のゲームか分からない
あなたがこの世にいるというだけで
自分には或る目的がうまれる
それはあなたの存在すべてが
自分にとって世界の意味で
それを紐解くことだけが
自分の星の真の計画だからだ
2023年7月6日
道連れ
もしどこにも辿り着かなくとも、
もしその道が地獄へ続いていても、
どこへ繋がるかもわからない道は、
けれど、あなたといれば安心の筈だった。
出発日、あなたはいなかった。
別の人と旅に出たらしい。
そしてそれは実際に地獄へ行く便で、
僕はなにもしようがなかった。
僕の旅はまだ続いている。
もしあなたが隣にいなくとも、
自分の心にはいつもあなたの面影がいて、
辿り着くべきあの目的地をさし示す。
どんな舗装かもしれない次の道の先へと。
2023年7月4日
野原の精
まるで雪のふっていない野原の様だ
それは本来の姿だが
同時に何かが足りない
雪化粧をまちのぞむ冬の寒い日
カーテンを開けた時の驚きは
あなたが世界に誕生した瞬間から始まり
消えてしまうその日まで続いている
しかし
雪の妖精の様そらを舞い
儚く消えていこうとしている
もし雪がなければ不完全な世界で
もしあなたがいなければむなしい世界で