自らの行いが立派かどうかを問え。
他人はみるな。
他人は往々にして劣ったものだからだ。
他人が常々足を引っ張ってくるのを悟り、
他人と努めて交わるな。
他人は愚か者の愚かさを知らせる装置であり、
ほとんど反面教師にばかりなるものだ。
自らの行いが尊ければ、
それをこえていかなる境地もない。
尊い心を持ち、孤高に生きよ。
俗世は俗人で埋まっており、
俗人はまず例外なく愚人である。
愚人のあいだで正気を保つのは難しい。
だから俗世に近づくな。
世間にかかわらず、隠れて生きよ。
名声を求めず、
ひとり高尚な哲学に生きるがいい。
善人へ知恵を授け、
悪人へ厳しく説教し追い払うがいい。