鈴木雄介ブログ
2023年1月28日
雪の精
あれからどれほどたったろう?
もしあなたがいなくとも
あたりには匿名の人々があふれ
やがてはこのむなしい星を回し
それらの中でしんでいく
もしあなたがいなくとも
自分の歌は無意味に宙を舞い
すべては雪と消えていく
だが
もしあなたがいた時の
あの想いさえ残っていれば
雪より長く生きるだろう
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