優生学(人種によって差別を行おうとする考え方)を頭から信じて疑えない衆愚が男系派の実態である限り、ときに皇室含む彼らが日本国を専横した非人道な蛮行に、人々はたとえ共謀の形でも、決して関わらないべきである。
そしてやはりときに皇室含む彼らが超法規的な天皇権力を乱用した人道犯罪の数々について、具体的に、法と司法権力の下、日本国民の立場から容赦なく公的かつ全地球的正義で裁く事こそ、良識を持つ人にとって最善の振る舞いになるだろう。
天皇・皇族とかれらの元にいる人道犯罪集団に、普遍的たるべき人権と、万人を包み込まなければならない人道を惨めに踏み誤らせる者は、天皇とその信者に国政を乗っ取られていた戦前と同じ致命的なわだちを踏むことになる。
暴走した男系派自身(注1)と彼らに煽られた暴徒(注2)、そして彼らと皇族をわがため利用しようとしている奸臣(注3)の陰謀が響いて、中華皇帝をまね天皇号をなのりだした674年から今まで1347年近くも世襲で人道犯罪を犯してきている差別の塊にして大量殺人の実歴をもつ皇室なるものは、遠からず、みずからの公然と犯す人権侵害により、永久に闇へ葬られる結果となるだろう。
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注1
作家の竹田恒泰氏を筆頭に、竹内久美子氏、百田尚樹氏や茂木健一郎氏ら作家・小説家集団を頭脳とする、皇統に於ける殆ど狂信的な男尊女卑至上主義集団。なお現実の皇統には、史実の範囲で、44代に女系・母系天皇(母が天皇で父が天皇でない女性天皇)、ほか8人10代女性天皇らがいる。一方で、男系・父系による非科学的な謬説・万世一系説が日本史に登場したのは1889年『大日本帝国憲法』1条、2条を作った薩長藩閥(薩長土肥)による明治寡頭政治の中で、今から132年前の時点が、制度と文献上の初出と考えていいだろう。当時の総理大臣は2代総理で薩摩閥の黒田清隆であった。初代総理大臣で日帝憲法起草当時は枢密院(天皇の諮問機関。いわゆる今の有識者会議)議長、長州閥の伊藤博文『皇室典範義解』1889年4月(2ページから4ページ)にも、同様の説に立脚した文言がみられる。
注2
右派の読売世論(2020年)で、女性天皇賛成が67%(最多)、反対が8%(無回答を除き最少)。女系天皇容認が59%(最多)、男系維持派が16%(無回答を除き最少)。旧宮家男系子女の皇籍復帰は55%がどちらともいえない(最多)、25%が反対、18%が賛成。よって、絶対的男系派(宮家の皇籍復帰を含め皇統に於いて男系存続が必要と考える者)は右派全体の約18%以下とした時、このうちの一部が、世界人権宣言2条に定める差別の禁止(人種・性・政治・宗教・出身・地位・門地その他の人類同権)を侵害しつつ、宗教的信仰で暴徒化する可能性を、潜在的にまたは現に持っていると考えられる。
注3
例えば上皇や皇族の(時に自称文化的な目的を建前とする)政治的移住誘致を謀る京都市長・門川大作氏の様な政治屋。京都市民一般の単なる中華思想でしかない普段の言動や、戦国期を招いてきた歴史的事例を客観すれば、かれら門川勢は天皇・政府間に中世風の二重権力を発生させ、国政に於ける混乱を将来的に京都文化中心主義で上書きすることで、首都の名分を乗っ取ろうとしている、と推測していいだろう。