2020年6月28日

IQ(知能指数、Intelligence Quotient)から考える現代政治

同類相集まる、と考えると、いわゆる右派って一般には認知分類の雑なミスが多い低IQ集団といえるだろうから、そういう人達が一箇所に同族化して集まる傾向があるだろうと思う。SNS以前には可視化されてなかったからばらけて偏在してただけじゃないだろうか? 右派だけ集めたら低IQ集住地ができる筈。
 低IQが相対的に多い集住地は、例えば差別やヘイトが非常に多くなったり、非科学的な言説、迷信による不条理が多くなったり、その中心部にはあらゆる暴力を司る絶対独裁のカルト教祖が住んでいたりするだろう。思うに卑弥呼もそれだったろうし天皇もそれだろうと思う。それで右派は神道を狂信するのだ。

 利己的かつ害他的な個体のIQが同時に低い傾向にあるのは、推測に限界があって他者への共感認知も困難だからだと考えられる。
 天皇は住処を大都市部の中枢に択ぶ傾向にあるが、もしくは自宅周囲に大都市を形成させたがるが、恐らく低IQを侍らせる利益が何かそのカルト要素にあるのではないだろうか?
 もし一定よりIQが高いと簡単に宗教的洗脳など見破ってしまうだろう。菅原道真や平将門みたいなものだ。つまり天皇は周りに馬鹿ばかり侍らせないと存続できない。中華皇帝と同様、愚民政治の必要がある制度なわけだ。
 ある意味、現代日本の右翼ってこの愚民政治の信者なのだろう。
 少なくとも僕のIQに関わらず、自分には右翼の言説は殆どが非科学的であったり思慮が浅かったり、単なる無知や悪意でしかなかったりするなぁと見てとれる。万世一系なんて江戸時代前期に義公に論破されてんのに、しかもジョンロック以前の説を素で信じられるのは無学か、さもなければ布教の陰謀だろう。

 低IQ集住地が自然にできるのは、類似の行動原理に集積の利益がある場合、どこでもおきうるだろう。一般論としてそれはスラム、貧民窟と呼ばれる。どこの大都市部にもそういう場所ができがちだ。巨視的にみると東京も巨大なスラムだろうし、嘗ては京都や奈良がそうだった。神道カルトの実態である。
 こうともいえる、僭主の類が世襲化する様な集団単位は、もしその一族が実際に最高公徳を受け継いでいるのでない限り、単に宗教かぶれるほど低IQ集団といえるのではないかと。共感知能の最大のものといえよう公徳が、IQの何割かを除き一定以上に遺伝する証拠はまだなく、現実的には血統信仰の類と思う。

 ここでいうIQと公徳には総じて擬似相関しかない可能性も残っている。知的障害者とされる超低IQの人々が公共について立派な判断を偶然でなく繰り返し示せる可能性が低いのと、知能指数は相当高いだろう一部マキャベリアン(悪知恵が働く政治屋)の類を見比べると、一般化でしか定義できないことだろう。

 もし極右政党が政権をとる自治体があって移住の自由があれば、全国全世界から低IQの人々がこぞって移民してくるかもしれない。天皇制にとってこれは願っても叶ったりの事態だ。極めて洗脳し易い愚民の群れこそ、その原料なのである。
 ネトウヨの行動原理は高IQ者の排除だといっても過言ではない。

 またここでは年齢に対する偏差でしかないIQ、知能指数で仮に分析しているが、その集団全体のうち年長者の方が経験・世知の両面から公徳が高い傾向にあるのも確かだろう。各集団を全年齢の平均値と仮定し、より若い者が多い集団の方が常態的に失敗し易い、つまり不可逆で軽率な判断をしがちだろう。

 高IQ者だけを集めた組織より、知能その他について多様性の高い組織の方が、ある目的へ向け意外なくみあわせができ易い。このため自由派、リベラルと呼ばれる人々は、認知分類にミスが少ない寛容さから比較的IQが高い傾向にあると考えられるにしても、低IQな人々にも包摂を願い出易い。そして摩擦する。
 低IQ集団は仲間外れを好む。それは自己の特徴から遠い異分子に、想像的推測に基づいた思いやりの理解が及ばないからだ。公徳について未熟な子供が、自発的に変わった子を虐めがちなのはこの為である。
 低IQ集団はいわば幼稚な群れなので、相似の振舞いをし易い。それがヘイト、憎悪表現なのだろう。
 なぜ低IQ集団がこの世に安住の地を見つけられないかならば、例えば現代でいうトランプ投票者、或いは山口県4区でくりかえし安倍晋三を当選させる10万人超からすれば、全国民が彼らと等しく振舞わない動機が理解できない筈だが、彼らが信じるほど多くの人々は排他的ではないからなのである。
 逆に、高IQの者は、そもそも知能指数が高いほど同年代に同類が見つけづらいその定義並びに、ヒト社会の初期状態からいって、孤立している方が自分より幼稚な集団から諸々の被害を受けづらい。それで自集団の指導的役割でなければ、基本的には政治参加の得より損が大きい。こうして唯の学者になるのだ。

 特に大都市部に集まった低IQな人々は、特有の認知分類ミスに基づいて自文化中心主義に陥る傾向がある。それがいわゆる中華思想であり、歴代日中の都市住民が持っているあの周辺自治体蔑視の正体である。その扇動者で中心にいるのが皇帝や天皇なのも、愚民政治こそ彼らの体制だからに他ならない。
 中IQの人々、定義からもこれが最も多いが、彼らは両極IQに比べ一般にどっちつかずの特徴をもち、別のいいかたなら中道的になり易い。当時の進歩的政策にはしばしば十分な理解が及ばないが、かといってより排他的な体制強化が目的でもない。
 こうして或る集団は両極の綱引きで意思決定するのだろう。