2020年3月25日

東京、長野、姫路、仙台から出てきた私のみた下賤な人々

私は長い間、卑しい人達の考え方について研究していたが、どれもこれも無駄だった。福沢諭吉が海千山千を勧めていたのは、自分には有害でしかなかったらしい。
 いまだになぜ下賤な都民とか、長野や姫路、仙台から出てきた卑しい人間の様な連中が口を合わせた様に茨城に何もないというのか、何ひとつ理解できないままだ。小さな頃からそこでありとあらゆる有に囲まれている以上、かれらの心魂が腐りきっており、なにか幻惑に騙されて生きているのだという事だけは朧気にわかるにせよ正体は全くわからない。とかく下賤の徒、下衆の考えとはその様に理解不能なものなのだ。