鈴木雄介ブログ
2020年2月28日
匿名の解体
インターネット上で匿名で
赤の他人が優れていればいるほど
高潔であればあるほど
聖なる者であればあるほど貶めていた
衆愚が重い疫病でつぎつぎ絶命していった
僕はじっとみていた
彼らは蠢き苦しみ悶え発狂し
混乱の中で次々同士討ち
互いの喉元を掻き千切り叫び
遂には骨と肉片だけに解体された
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