(実績なく期待先行の小泉進次郎氏が首相候補とされる腐敗した国政の、近い将来について)
自民党を終わらせる為にはいい役者と思います。ついでに日本国も破綻、衰亡状態に落ちるでしょうが、進次郎という人は米国の日本操縦者を権力の背骨にしたポピュリストとしては、小泉父や安倍晋三路線を数段強烈にした権力俗物にみえるので、加速主義に利用しようと考えた方が賢明かもしれない。
加速主義はここでは、自由民主主義の欠点(主に格差拡大での国内経済衰退とか、アメリカ属国状態での衆愚政治)を露わにしているので、進次郎氏が国民一般を目も当てられないほど悲惨な結果にしたら、世界は必然にその体制失敗を認識せざるを得ないとの意味です。
トランプもボリスもその役者と思う。
もっと歴史的次元でみると、資本主義(自由主義、新自由主義含む)も共産主義も極端な考えすぎたと人類史として立証され、それらの中間にある民社主義・社民主義の様な、自由放任市場でありつつ福祉重視の中道路線へと文明の成功例は集約していくのではないでしょうか。日米英は自由に偏りすぎました。
日本文明は現時点で、少なくとも経済面で回復の余地がないですよね。それは少子化が止めどもなく、労働移民でカバーしようと第二のイギリスになるだけだからです。新興国と入れ替わりの衰亡期に入った。それはアメリカかぶれの小泉家路線が中間層を貧しくした結果で、日本は経済政策が失敗した国です。
もう少し長い目でみれば、格差社会のアメリカも衰亡期に入り、高度成長した中国、インドが追い抜き、恐らく2100年代くらいには中東やアフリカが本格的な成長期に入ってくるでしょう。日本はその間、中流を駄目にした反面教師とされる為に存在します。軌道修正できるほど民度が高くなかったのです。