嘗て大阪の自衛隊員が沖縄県民へ土人と発言したことは、彼ら大阪人一般、関西人一般、西日本人一般の先祖が移民であること、中国・朝鮮半島からの渡来人、弥生人であることの自覚に基づく自民族中心主義が示されている。彼らの差別観の中では中韓移民が上位者であり、先住日本人が下位者のままなのである。
薩長藩閥が日本国内へ行った侵略罪のさなか、彼らが主張していた現地人差別も全く同じ解釈で理解できる。彼らの潜在意識は自民族中心主義の中華思想によっていて、その根拠は単なる文化的無知と傲慢でしかない。だから薩長土肥と呼ばれる西国の諸国民は、日本国内の他の文化を後進視し侮蔑しているのだが、それ自体が自己中心性と、単文化主義に基づく野蛮の証拠なのである。
皇室も全く同じ意味で、単なる野蛮人でしかない。弥生人の移民主義的差別観を中華思想として古代奈良から延々と続けている宗教権力者だからだ。