鈴木雄介ブログ
2019年6月15日
相対主義は自堕落のいいかえ
相対主義(道徳相対主義)は、善悪の判断を放棄した人が最初に縋る地獄への片道切符であり、本居宣長以来のもののあわれ論もこの類型でしかなかった。彼は本質的にソフィストと同じ詭弁をいいかえていただけだ。
今日の一般大衆が多数派を根拠に善悪の判断を放棄し、相対主義に耽るのは単に、哲学を他人に任せ、前轍を踏む過ちでしかない。
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