鈴木雄介ブログ
2018年7月3日
創造物
ひたすら正しい道を辿り
やがて行き着いたところが
誰からも忘れられた小川で
辺りにいるのが草花だけとして
その地が求めていた所なのだ
己の求めていた水が
ここからは湧いている
やがて人々がいなくなり
この泉から湧き出す水だけが残り
価値という概念すらなくなってから
次の命が再びこの水源を流れ
海に行き当たるだろう
作ろうとした物がこの星より尊ければ
私達に都市など要らなかった
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