鈴木雄介ブログ
2015年8月18日
夜と朝
夜深く夜深くに
誰もが寝静まった頃
続く寝息や
嚊
(
いびき
)
の中で
一瞬の願いを捧げてみても
いつの間にか朝が通り抜ける
地上を新しく満たしていく
新しい旭に打ちひしがれ
懐かしい夜は過ぎていく
悲しい夜を超えて
新しい朝が明けていく
旅人は憩ういとまもなく
新しい旭に打ちひしがれ
またこの道を辿りゆく
悲しい夜を超えて
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