鈴木雄介ブログ
2014年1月3日
過客
世界中を旅しても
君の様な人は見つからない
見つけてしまっても神は
まだ我らを引き離していた
潮流が行き違う
月は日を追いかける
空を舞う烏
雪の結晶
夢の骸が町を縫う
建物を擦り抜けて降り頻る
大宇宙を探検しても
君は二度と生まれてこない
大地を行き交う時の過客は
朝と夜を入れ違えて忘れ去った
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