鈴木雄介ブログ
2013年6月22日
ゆうき
どれほどりそうをかさねたところで
おいていくとちゅうになにもない
すこしもたすかりそうにもない
しんでしまったかずしれないひとは
どんなにとおくまでうめつくしている
こころやすらかにくちるのをまつばら
いつからゆたかさをわすれてしまった
おきざりにしたかさはもうない
きえてしまったあのひとのおもかげ
どんなにとおくまでさがしにいこうと
ぼくにはそのためのゆうきがたりない
すこしもすくわれそうにない
たしかにぼくはおさなかった
しかしそれはよいおさなさだったのか
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