鈴木雄介ブログ
2012年2月11日
資本経済の欠点
俗物が大勢いきのびてしまい、逆に佳きものが虐げられる資本経済の仕組みは根本的に欠陥をもっている。勿論それ以外の群淘汰方式よりは効率的なのだろうが、それにしても大衆に迎合的すぎる制度なので全般的に文化が低俗化していくのが免れないのは致命傷だ。
どうみても俗物でしかない人物が大金をもって、そうでない者、持つべき者が貧困に喘いでいる矛盾。この痛ましい光景を神が命じたとはとても思えない。限界効用仮説はイギリス人の頭の中にあった一仮説でしかなく、真実でも善理でもなかった。別の理論が必要なのだ。
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