鈴木雄介ブログ
2010年9月4日
環境詩
昔 音頭があった はるか
とおい時だ やがて
雲がとおりぬけ すぐに
雨がきた
ぽつりぽつん ぽつぽつ
ドーッっとふりしきり すぐ
雨樋はあふれてしまう
涼しい風 子ぎつねの雨宿り
くる日も くる日も
海風はまちをふきぬける
山奥で眠る 蕨が顔をだす
時は待たずに 命を伸ばしゆく
月が音も立てず回る
ぱらぱらと雨がふる だれの
外には疎らな 雨垂れのおと
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