鈴木雄介ブログ
2009年1月5日
こま石
世を經ては繰り返し生まれ来る波の様な命の意味は流れなりけり
道すがら眺めし世にも映る姿よ鏡さえ映し出す余は流れる時の瀬
君が代は千代に八千代にこま石の巌となりて苔のむす迄
今もなく明日もなくもとかがみれば過ぎ行く年さえ嘗てのことかな
変わりゆく世界の中の家一軒しばらく泊まりてたれをか留めん
星々の合間の僅かな隙間なら機知の跡にも軌道は一なり
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