鈴木雄介ブログ
2008年5月11日
多様系の理由
ガウダマがあらゆる生き物をいつくしめ、と曰るのはどの生態が却って人間を縁起させるか不透過だからだろう。生態多様性保護は必要以上の殺生を戒むことで、我々が為に相利共生の機会を最大化せんとする徳だった。自然の本性は理性に相反するのではなく、逆に我々の理性を自然が為に開かせる契機。
従い、経済とは我々にとってのみ経済的ではない。それは生態系に対する社会構成の意志に迄回復されねばならない。
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