鈴木雄介ブログ
2008年1月18日
信仰の意義
真偽・善悪・美醜は度合いの概念に過ぎない。絶対の聖を覚えうる人間は居ない。
我々は比較的な聖邪を見分けうる丈だしそれで良い。
判断力はこの比較的な聖邪の分別能力である。
愚鈍な人は救い難いとカントが言ったのは、人間の分別は先天的な能力、という見識だ。
邪な人間は信仰によってしか救えない。信仰は帰依を意味し、判断力の放擲を意味するから。
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