2007年12月1日

フィンランド教育

フィンランドの義務教育が現在の科学潮流内では世界一優れた制度なのは誰の目にも明らかなのだから、我々としてはとりあえず、その文化模倣に努めて然るべきだろう。
 曰く、
1. 小学および中学教員資格を専門課程を経た修士以上に引き上げる。
2. 中央大綱・地方自律を原則づけ教員の自由裁量余地を増強する。
3. 義務教育内で比較・競争を喚起する試験を廃止し落第を禁止する。
 先天的な天才は教育によって産まれるのではないとして、万人共通の義務教育に対する高等教育とは、優等な個性を最大限に尊重し、後天的な秀才群の養生に努めるものである。