2007年11月29日

天文学

重力は引力と遠心力の合力であり、従って極では最大に赤道上では最小になる。F=GMm/R2(万有引力)と、逆向きf=mRω2cosφ(遠心力)の合力ゆえ。また重力Wを質量mと、重力加速度gで現すと
W=mg
このgは極で約9.83(m/s2)となり赤道上で約9.78(m/s2)となる。言い換えれば単位質量に働く重力は約0.05(m/s2)違う。また遠心力は中心距離に比例するので、地球上のより高い地点で重力は弱まる。円運動の半径rはF=mrω2(遠心力)において質量m角速度ω2に比例する。我々はこれを高度補正として知る。その値は約3.086×10-16(m/s2)。