鈴木雄介ブログ
2007年11月21日
歴史論
平等主義教育に放り込まれたある青少年がどの程度の伸び幅を示すか期待する人々。彼らは家庭と学校を跨ぐ子供の実情を知らない。如何なる子供も前世の因縁、先祖の教養から自由ではない。家出をしようと出自は人格の基礎にまとわりつく。
彼らは努力により階級闘争が補完される夢をいだく。現実には、彼らを通じて導くのは宿業でしかない。因果応報は世代を超える。同じく、種族は歴史の主体となる。如何なる人も前世の因縁から自由ではない。
あらゆる行いは歴史となる。
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