鈴木雄介ブログ
2007年7月29日
数理学
純粋な体系的学識に値する唯一の学問は数学だけだ。自然および社会の学はみな多少あれ認識を洗練させて行く事のできる様な仮説の全体に過ぎない。数学では、その数学体系の内部に限ってにせよ証明されない仮説は存在し得ない以上、あらゆる学識が十進法の方式で永遠に有効な知識を構築する。
我々は先ず数学を学ぶべきであり、次にその認識方法を援用して諸科学へ進まなければならない。この逆では如何なる知識といえども確実な認識には到達しない。
帰納法は自然・社会両学の仮説提出の方法論として演繹の道具である。
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