2007年6月18日

波風のリクリエーション

暫くは留まる とんとん
しかし動き出す まるまる
まるでいきもの かなかなか
鶴の恩返し
暇なひまわりの様
リラクゼーション
旅先の店 これでも
貴女を見た 綺麗な人
綺麗な人 それでも
君は波風だ
どちらにせよ
流れてとどまらぬ
山 奥に林 紅葉
奥には森 雉
青空にも緑 紅葉 黄色
白い衣を着た 羽衣らしく
うつくしいもの 綺麗な鳥
鶴の嫁入り
しんしんと雪の降る
懐かしい景色のさなか
見かけた姿
もう許しておくれ 今でも
この世の歌を 憶えています
聞かせなくてもよい お願いだから
君は波風だ 徒然に
工事中の古都 しばらくは
降りしきるさみだれ
そこに立っていたのが誰でもなければ
波風でさえ きっと
たたなかったのに きっと
交差点で過ぎる きっと
わずかな瞬間に僕は きっと
違う誰かの為に きっと
イマジネーションを働かせていた 昔の事よ
侍の話 しばらくは
聞き惚れていた 見とれたのね
波の語る ことはわかる
波風のリクリエーション 何度となく
繰り返し 語られる言葉