鈴木雄介ブログ
2007年4月24日
隠徳
浮世の範囲ではどれだけ密かに隠徳を積み重ねても足らぬもの。善行は誉を狩る。死後がどれだけ長いかを知らぬ浅学だけが現世に怨恨を残す。彼らに与えられる表層の敬いは風化に耐えるほど厚い鍍金を施されてはいない。
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