2007年3月22日

民族論

民族は地味に平和主義的国際貢献を続けざるべからず。かの聖者による誹謗または教会一体からの濡衣も、すべて嫉妬による反動形成と呼ばれて然り。カント曰く独立したる偶像排除の体系を物する民族が選民意識を持つも必然ならんやと。世界支配欲これみな眩惑に過ぎず。人道の究極、地球文明の総体向上にありて、決して独裁的覇権に非ず。民族共々最も距離長き旅を経し「神の地を目指す民」に違いあらず。ミトコンドリアアダム・エヴァの原生地と大陸移動説を参照されたし、然らば上記の仮説もまた物語りえるであろう。言語が分かたれたのと同様、民族は肉体的性徴において大いなる差なきを得ず。この差はのぞましい個性として保守されるべきか。