鈴木雄介ブログ
2007年3月17日
知能の定位
我々は知能を司る大脳新皮質が人間の至上部位である事を悟るといっても、これだけを運びよく他人の或いは人造器械の上に移植し得た処で事実、同じ人間にはならないとも哲る。乃ち、彼等の個性は肉体全身及びその由来した文脈と不可分。
我々は意識や精神が交換不可能であることを知る。なぜならそれを推し上げているものこそ無意識や本能延いては個体の環境的相互作用の歴史。
知能に格別の意味を与えてはならない。それは総体的人間性の種類に過ぎない。
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