鈴木雄介ブログ
2006年10月23日
求道主義
理想の中に生きて理想の中に死ぬ。肉体に対するこれ以外のどんな礼儀も見当たらない。
求道主義が倫理的中庸の極に拓かれる自律の地平であるのは揺るがない。神格的なものへと精神性を向上させようとする思念の働きは、肉体の出来を超脱するが故に正義だった。
知能が自体を運動する軌跡に根拠を求める幸運に浴して、人は理性に反するなべてのものどもを浄化しようとする。
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