鈴木雄介ブログ
2006年8月26日
趣味を含めた人工環境について
混沌増大としての自然に対する人間の処仕方を文化と云う。理性の原理が抽象による秩序づけにあるならば、合理性の美学が人類の普遍的目的であることは疑い得ない。しかし、地球世界にとって最も合理的な環境を実現しようとすれば、人々は文化を建築の方法に採用しなければならないだろう。なぜならそれは長い期間を通じて積み重ねられて来た創造的成果であって、風土へ適応する為の最適解を常に、提出しようとしているからだ。
地球における建築の基本的な方法論は、風土最適解を合理性の中に追究することである。
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