鈴木雄介ブログ
2006年7月20日
目的
建築が人間の巣をつくる試みであるのは疑う余地がない。だが生態系の循環性を想えば、その概念は自然そのものを再生産するところまで拡張されるべきである。こうして、建築は自然の回復であると共に促進であり、地球の計画的な創作ですらある。
建築計画は宇宙の形態を合理化するなかで整理された秩序を造り上げる。それは自然そのものの法則に根本的に合致し、造形物間に独自の変化をつける。そして建築の究極の目的は、宇宙の合理的秩序に寄与することである。
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