鈴木雄介ブログ
2006年3月2日
超人なるもの
究極の神聖、全知全徳全能は我々人間の永遠の理想ではある。専ら彼を目指す過程が我々の全体なのだ。文明社会は環境整備と配偶実験によって、彼を生み出そうとする試験に過ぎぬ。
遺伝子操作と厳重な環境管理によって育った超人間ですら、彼の様な究極の神聖に到達できるとは到底思えない。尤も超人間を支配し得ない人間精神ならば、元々そんな大仰な命題は解けない。
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