鈴木雄介ブログ
2006年2月25日
穏健主義と市民化
現状に有る偏見から生まれる差別を、我々は認めなければならない。それは衆愚を市民化へ導く方便である。しかし重要なのは、少しずつ偏見を解消し、権利の位置まで世間を引き上げることだ。だから刑法を通じて一切の自由な言論を禁じ、一気に平等を達成しようとするのは愚かだ。マルクス主義的革命の様に、あまりに急進的で実現不可能であるばかりか、ますます不平等を引き起こすから。我々は改革を志とし、少しずつ悪習から抜け出していくべきだった。
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